アイ・オー・データ機器は本日、新春恒例の「プレス新年発表会」を都内で開催した。今年は、同社創立50周年を迎える記念すべき年であることから、周年記念のコンセプト、および、新たな取り組みの発表、そしてスペシャルゲストとして、1999年、2000年に同社初のイメージガールに起用された女優・タレントの釈由美子が登壇。ブランドアンバサダーのやまだひさしとのトークも展開した。まずは、冒頭に行なわれた、細野会長の挨拶の模様を紹介したい。

アイ・オー・データ機器は1976年、現会長である細野氏の自宅ガレージで誕生したそうで、当初は地場産業でもある繊維業者向けにコンピュータシステムを開発・販売を事業としており、以後、80年代から90年代のパーソナルコンピュータの普及に合わせて、現在のパソコンの周辺機器の製造・販売をメインとする業態へ変更してきたのだという。今年50周年を迎えたことを受け、写真の4つの取り組みを発表した。


まずは近年進捗が著しいAI関連について、その発展には大量のストレージ(クラウド)が必要となるが、一方で、ユーザーや企業の身近にあるローカルストレージの需要も大きく、このローカルの部分に関する製品を現在開発中であり、今年中には発表したい、ということだった。
加えて、ネットワーク時代にはセキュリティも重要であり、これは昨年の新年会でも発表されたタイムスタンプ事業として展開しているが、これにAIを取り込むことも想定しているそうだ。
医療関連では、マイナンバーカードの読み取り機の販売は、シェアは1位ではないものの好調だそうで、このようにクライアントの業態に寄り添った製品やアプリを、今後とも積極的に展開していきたい、としていた。
最後はオープンソースについてで、現在該当OS「Ubuntu Pro」を提携しているものの、残念ながらいまだ好調とは言えないそうだが、業態や企業ごとに最適化が図れるという特性を生かしたシステムの構築、その運用や提供を強化していきたい、と意気込んでいた。
現在は、AIでの需要や円安によって、現在のアイ・オーの事業の柱でもあるストレージは、価格もさることながら(暴騰)、予定通りの数量を供給できるのかという不安も大きくなっているそうで、今後はクラウドとの組み合わせなども考えた応用提案なども行なっていきたい、ということだ。
このようにこれまでの50年を踏まえながら、いまを、「次への50年へのスタート」だと思って、さまざまな施策に取り組んでいきたい、としていた。


