final/2F
 finalはヘッドフォン祭に続き新製品大会(笑)。直前に発表されたヘッドホン「DX4000CL」(密閉型)、BAドライバー搭載の有線イヤホン「S6000」、有線イヤホンAシリーズの「A2000」と注目製品が目白押し。もちろん、現在クラファン中の完全ワイヤレスヘッドホンのフラッグシップ「TONALITE」も人気を集めていた。初日は、登録ユーザーへの貸し出しを行なっていたが、二日目にブースを覗いてみると急遽イスを用意してその場での測定デモも展開していた。ちなみに、DX4000CLは、兄弟モデルDX3000CLとは外装の処理(梨地)やバンド部の金属素材が変更されているほか、音調も別チューニングになっていて、どちらかと言えば低音に力点をおいていた3000に対し、4000は高域が伸びており、A10000で得た知見が充分に投入されているように感じた。A10000のニュアンスを感じる出来栄え。欲しくなってしまった。年内発売予定で価格は12万円ほど。

 S6000は、クセっぽかった「S4000」とは異なり、「S5000」に近い音場感や高域の再現性があり、最近のfinalが得意とするクリアさが備わっていて、BAとはまた異なる音調が楽しめるようになっていた。A2000は、1万円を切るとは思えないクリアさで、帯域の再現性やバランスは良好。最近、1万円前後の有線イヤホン(IEMタイプ)が各社から発表しているが、その中でも価格を超える音質を味わえるようになっていた。

画像1: 【ポタフェス2025冬 秋葉原 レポート04】final、MUSIN、ミミソラは今回も多数の新製品展示。final「DX4000CL」、ONIX「Tocata XM2」、TIPSY「M5」
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Skullcandy/2F
 スカルキャンディーはfinalの向ににブースを展開。ラインナップする各製品が展示されていたが、恥ずかしながら見知らぬ製品があったので聞くと、イヤーカフ型の新製品「PUSH 720 OPEN」。がま口財布のようなポシェット風のケースに、可愛らしく製品が収まっている。口をつまむとパカッと開いてイヤホンを取り出せるようになっている。閉じる力は強いので、中のイヤホンを落とす心配はありませんよ、とのこと。ワイヤレス充電に対応。防水jはIP67をサポートする。

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ラディウス/2F
 ラディウスでは好評の猫イヤホンに加え、新製品のイヤーカフ、耳栓/睡眠用・ライブ用を展示していた。痒い所に手が届くというか、ピカッと光る製品ラインナップで来場者の目と耳を楽しませていた。

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MUSIN/2F
 MUSINは今回も、こちららが追いきれないほどの新製品を多数展示。注目は、ONIXブランドの小型DAP「Tocata XM2」。国内では初展示になるそうで、人気を集めていた。多少厚みはあるが、カードよりも少し小さいサイズで、持ち運びにも便利そう。ほか、SHANLINGのポータブルDACアンプ「UA7」、iBasso Audioのヘッドホンアンプ「Kunlun」なども試聴の列ができていた。

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ピクセル/2F
 ピクセルでは、ヘッドフォン祭で展示していたKOTORI AUDIOの有線イヤホンの改良版「H02B」を展示。来場者の意見をチューニングに反映しているそうだ。来春の発売を目指しているそう。価格は16000円前後。同じく、ミドルクラスの「H03」も開発が進んでいるそうで、価格は5~7万円を想定している。

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TRIODE/2F
 トライオードでは、クロスゾーンの頭外定位ヘッドホン「CZ-12」が、製品の発売後に初展示。現行品に比べて軽量化され安価になり、より購入しやすくなっている。

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ミミソラ/B1
 ミミソラでは、取り扱いブランドごとにブース(机)を用意するなど、こちらも物量展開。注目はTIPSYブランドで、今回は有線イヤホン(IEM)を多数展示。海外(特に北米)で人気を集めているそうで、そのウォームなサウンドは日本市場にもマッチする、という狙いのもと、フラッグシップ「M5」、エントリーモデルの「M1」(年明けには発売か)に注力したい、とのことだった。また、もっと廉価なM1のライトモデルも予定されているという。ほか、弩級の「M9」も参考展示されていたが、リリースは未定。

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画像: M9

M9

画像: イベント直前に発売されたaune audioの懐かしい耳掛け式イヤホン「AC55」。ドライバーは40mmあり、よく考えれば一般的なヘッドホンと同じサイズ。ということもあってか、音は緻密で結構低音も感じるサウンド。細かい音もよく聞かせてくれた。耳にかけるには少しコツがいるようだ

イベント直前に発売されたaune audioの懐かしい耳掛け式イヤホン「AC55」。ドライバーは40mmあり、よく考えれば一般的なヘッドホンと同じサイズ。ということもあってか、音は緻密で結構低音も感じるサウンド。細かい音もよく聞かせてくれた。耳にかけるには少しコツがいるようだ

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