ファーウェイ・ジャパンは10月6日、都内で「2025年下半期 フラッグシップ新製品発表会」を開催した。発表されたのは、スマートウォッチのフラッグシップモデル「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」、そのラインナップの「HUAWEI WATCH GT 6」、既発の血圧が測定できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2」のカラバリ(ブルー)、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」。加えて、今回のHUAWEI WATCH GT 6 Proでは、本間ゴルフとのコラボ―レーションモデル「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」も発表された。
●スマートウォッチ 10月14日発売
「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」
「HUAWEI WATCH GT 6」
「HUAWEI WATCH D2」
「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」
●完全ワイヤレスイヤホン 10月24日発売
「HUAWEI FreeBuds 7i」 オープン価格(想定市場価格¥12,980税込)
ここでは、主に、会の内容について紹介したい。
まずは今回のメインでもあるスマートウォッチの市況について、同社プロダクトマネージャー・窪田氏より説明があったが、今年上半期までの同社のスマートウォッチの出荷は2億台を超え、同時期のシェアは世界一位という。また、スマートウォッチのWATCH GTシリーズの出荷台数は、累計で5400万台を超える人気ぶりということだ。

そして今年のテーマは「Ride the WIND」。さまざまな使用環境に対応し、自らの(体力の)限界を突破する、が合言葉になっているようだ。これまで、ダイビング、ゴルフ、登山などのアクティブなスポーツでの使用に耐える機能・耐久性を備えてきたが、今年の主眼はサイクリング。

本格的にサイクリングを行ない、その際の各種能力(FTPデータ)を測定するには、いくつかのデバイス(パワーメーターやサイクルコンピューターなど)が必要になるが、ファーウェイでは、腕時計1本でそれらの数値を測定できる機能を備えている、ということだ。大規模な風洞実験を繰り返し、心拍と自転車の速度の測定などから、これを実現したという。自転車用のパワーメーターともBluetooth接続できるそうで、より正確なデータの測定が可能になっている。ゲストで登壇した、自転車インフルエンサーのけんたさん も、実際に使用して、専用デバイスとの数値を比較してみたが、「ほぼほぼ数値は一致していて、精度は高かったです」と驚いていた。






サイクリングのデモ
ラインナップモデルの「HUAWEI WATCH GT 6」は、バッテリーの持ち(約21日間)や精度アップした位置測定システムなどProの機能を受け継ぎつつ、日常使いしやすくした製品。ケースサイズは46mmと41mmの2種類をラインナップする。もちろん、Proのサイクリング機能は継承している。

次は、既発の、スマートウォッチで血圧が測定できる「HUAWEI WATCH D2」の新色。ベルト部分がブルーとなり、よりファッショナブルになった印象。機能面でも、血圧測定を教えてくれるリマインダー機能が新搭載された。測定したい時間を教えてくれる「シングルリマインダー」、一定間隔をおいての測定に便利な「繰り返しリマインダー」の二つ。この新機能は、現行モデルもアップデートで対応可。


次は、HUAWEI WATCH GT 6 Proと、世界的なゴルフ用品メーカー本間ゴルフがコラボレーションしたモデル「HONMA × HUAWEI WATCH GT 6 Pro」も発表された。Pro自体はゴルフ機能が強化されているのが特徴で、その機能性をさらに、オリジナルのデザイン&機能をまとい、ブラッシュアップした仕様にまとめられている。ゴールド塗装に、専用バックル、専用デザインの文字盤、ゴルフクラブをイメージした秒針デザイン、などなど遊びココロも満載。パッケージは専用のギフトボックスとなり、ゴルフボール、マーカー、グリーンフォークもセットされている。


ゴルフ機能としては、国内99%以上のコースマップ対応、ショット飛距離、おすすめクラブの提案(をしてくれるそう)、コラボモデル独自となる高低差補正機能などなど、コース上で役に立つ機能が満載されている。もちろん、ベースが6 Proなので、サイクリング、ダイビング、登山などのアクティブなシーンでの使用にも対応する。

▲ファーウェイ ハ・レイ氏と、本間ゴルフ 代表取締役&最高経営責任者の小川氏(右)
最後は、意欲的な新製品の発売が続く完全ワイヤレスイヤホン。新製品の「HUAWEI FreeBuds 7i」は、ミドルクラスiシリーズに属し、売価13000円を切る購入しやすい価格帯で、音質とノイキャンの性能アップし、さらには最近話題の空間オーディオ機能に対応してきたのが特徴。6軸のヘッドモーションセンサーも搭載しており、頭を動かしても音像が固定されるようになる。









HUAWEI FreeBuds 6の新色ローズゴールドも発表された

