SOULNOTE(ソウルノート)から、モノブロックパワーアンプ「M-3X」(¥1,911,800、税込)が登場した。本体カラーはプレミアム・シルバーとプレミアム・ブラックで、4月1日に発売される。

画像1: ソウルノートのモノブロックパワーアンプ「M-3X」が4月1日に発売。多くのオーディオファンから高く評価された「M-3」の電流供給能力強化モデル

 多くのユーザーの支持を集めた、モノブロックパワーアンプ「M-3」の電流を強化したバージョンで、シングルプッシュの特長である空間表現力や浸透力を損なうことなく電流供給能力を2倍に高め、繊細な表現力と圧倒的な駆動力の両立に成功したという。

 音楽再生時のトランジスターの電流変化により 、時間軸上で刻々と変化する hfe(電流増幅率)の変動率までも揃える、厳密なペアリング手法を新たに開発。多数のトランジスター中から測定誤差を考慮すると同一と言えるレベルのトランジスターペアを選び出している。これにより、シングルプッシュプルに匹敵する、滲みのないパラレルプッシュプルが実現できたとのことだ。

 出力段のトランジスターにはM-3で採用した産業用TO3(メタルキャンタイプ)トランジスターのペアを採用。ドライバー段にもTO3Pトランジスターを採用し、トータル4段ダーリントン構成としている。

画像2: ソウルノートのモノブロックパワーアンプ「M-3X」が4月1日に発売。多くのオーディオファンから高く評価された「M-3」の電流供給能力強化モデル

 電圧増幅段にはパワーアンプ専用に再設計した無帰還差動回路(新型 Type-R回路)を採用。バイポーラトランジスター4個と抵抗10本のみで構成されるこの新型Type-R回路は、真空管シングルアンプと基本的に同じでありながら、さらに合理的に広帯域フルスイング出力を取り出す、リファレンスと呼ぶにふさわしい理想的な無帰還回路とのことだ。

 また、大電流を扱うパワーアンプは単機能に徹するべきと言う発見から、入力端子やスピーカー端子は1組のみ搭載。XLR端子から入力された信号は、ダイレクトに初段トランジスターのベースに接続され、単段増幅、シングルプッシュプルで出力される。

「M-3X」の主なスペック

●最大出力:240W(2.7Ω)
●全高調波歪率:0.1%(1W)
●周波数特性:2Hz〜200kHz(±1dB)
●消費電力:156W(無信号時38W)
●寸法/質量:W340×H251×D512mm/約31kg

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