エミライから、SilentPowerの新製品として、LANポートを通して混入してくるノイズを低減してくれるオーディオアクセサリー「LAN iPurifier Pro」が、3月14日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥53,900前後。

画像1: ネットワーク由来のノイズを低減してくれる「LAN iPurifier Pro」が、3月14日に発売
画像2: ネットワーク由来のノイズを低減してくれる「LAN iPurifier Pro」が、3月14日に発売

 LAN iPurifier Proは、LANケーブルを通じて伝わるデジタルノイズの低減と、データ品質の最適化を実現する製品。特許取得済みのノイズキャンセリング技術により電磁干渉を抑制し、クリーンで安定した信号伝送を実現すると謳っている。これによって、ネットワークの速度と信頼性が向上し、ひいては音質にもいい影響を与えるようになるだろう。型番のPurifierとは浄化装置の意という。

 本機を、ルーターと製品の間、あるいはネットワークスイッチを使っている場合は、ルーターとネットワークスイッチの間に接続(経由)させることで、光ガルバニックアイソレーション技術による完全な信号分離、アクティブ回路による信号再生成、ジッター除去という三つの技術によって、ネットワークオーディオ本来の音を取り戻す手助けをしてくれる、ということだ。

画像3: ネットワーク由来のノイズを低減してくれる「LAN iPurifier Pro」が、3月14日に発売

 その光ガルバニックアイソレーション技術は、入力されたLAN信号を一旦光信号に変換し、その後再び電気信号に戻す。これは「ガルバニック絶縁」と呼ばれる電気的な完全分離を光学的に実現するもので、接続機器間の電気的な干渉を防いでくれるそう。電源ラインからの高周波ノイズの侵入を抑制し、ネットワークスイッチやルーターなど、他の機器からのノイズの影響を減少させてくれるということだ。

 さらに、独自のジッター除去技術と信号再生成技術によって、受信した信号を最適化し、より安定した状態で出力することで、音質の向上を実現する、としている。

 加えて、アルミシャーシ内の配線などの設計も、徹底的な研究を反映させ、光伝送経路は、光ケーブルの信号劣化や信号反射、損傷や減衰を招く屈曲を極力減らす長さ、湾曲に設計されているそうで、正確な信号伝送を実現しているとする。

 入力と出力を完全に電気的に絶縁することで、LANシステムからストリーマーやDACへのジッターの混入を防止し、信号を分離した後、アクティブ回路を使用して信号を再生成し、バイナリ データ ストリームを再構築して、全体的なジッターをさらに低減するよう計算されている。

 電源には、付属のUSB Type-Cケーブルと電源アダプターを使用。また、同ブランドのACアダプター「iPower2」を組み合わせることも可能で、電源のさらなるアップグレードも可能となる。

製品の主な仕様
対応規格:IEEE 802.3x
対応速度:1000Mbps / 100Mbps / 10Mbps
電源:USB Type-C 5V DC/1A
入力端子:RJ45×1
寸法:約99×92.8×24.2mm
質量:約241g
付属品:LANケーブル(0.5m)、USB Type-A to Type-Cケーブル(1.2m)、USB電源アダプター(5V)、クイックスタートガイド

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