ファーウェイ・ジャパンは本日、都内で今年第一四半期に発売する新製品発表会を開催した。発表された製品は、先にクラウドファンディングを行なっていた血圧測定可能なスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」、オープンタイプの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeArc」、同じく完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「HUAWEI FreeBuds Pro 4」。本日より順次発売される。価格は下記の通り。加えて、メガネメーカーOWMDAYSとの協業アイウェアモデル(メガネタイプのオーディオ機器)の新製品、2型・2色の計4製品も発表された。
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●スマートウォッチ
「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」
2月13日発売
オープン価格(想定市場価格¥60,280税込)
●完全ワイヤレスイヤホン
「HUAWEI FreeArc」
2月7日よりクラファン開始(~3月18日まで)
オープン価格(想定市場価格¥18,800税込)
「HUAWEI FreeBuds Pro 4」
2月7日発売
オープン価格(想定市場価格¥28,800税込)
ここでは、発表会の順番に合わせて紹介していきたい。まずは、スマートウォッチD2から。
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これは上の関連記事の通り1月末までクラウドファンディングを行なっていた製品で、大勢のユーザー(3199人)からの支援(プロジェクト)を受け、総額は1.6億円にも達したという。支援者へは2月17日から製品の発送が行なわれるそうだが、店頭では2月13日より販売開始となる。手軽に、いつでもどこでも血圧が測定でき、専用アプリとの連携でデータログをPDF出力も可能。さらに心電図のログも取れるなど、デジタルヘルスに大いに役に立つ製品といえ、昨年末のニュースでも報じたように、血圧測定と心電図測定ができる製品として、管理医療機器の認証も取得済みということもあり、ファーウェイではデジタルヘルス分野での協業を強化・拡大することも発表された。
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
一つは、健康医療相談チャットサービス「HELPO」との連携(サポートが受けられる)。一つは、従業員みまもりシステムを提供しているテクノクラフトとの協業。製品版では自動血圧モニタリング機能(定期的に血圧を測定する機能。リマインドしてくれる)が新搭載されており、たとえば介護施設での入居者のバイタルチェック(自動測定、PCでのデータの一元管理が可能)、工場や作業現場で働く従業員のバイタルチェック(屋外作業時の熱中症チェックなど)に、本WATCH D2を使ったシステムの提供が行なえるというもの。そしてもう一つがノンデスクワーカー業界の従業員の健康管理システムを提供しているenstemとの協業。たとえばドライバーの健康管理――乗車前、運転中、運転後の各種ヘルスデータのログの管理ができる――によって、異常の検知が素早く行なえるようになる、ということだ。
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続いては、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeArc」。ファーウェイでは昨年、イヤーカフタイプの「FreeClip」を発売しているが、この一年で全世界の累計出荷台数は200万台を突破するなど好評を博しているそうで、今回、オープンタイプのすそ野を広げるべく耳掛け式の製品を開発。Clipの開発で培った装着性を高める技術を援用し、主にスポーツ用途での使用でも、安定した装着と、長時間の使用、そして汗・雨などへの適応(IP57対応)、さらには周囲への音漏れ軽減などなど、使い勝手を高める各種機能・性能を備えた新たな形状(モデル)としてArcを開発した、ということだ。しかも、ファーウェイのイヤホン製品は日本で好調だそうで、製品発表も、個々日本が世界初の場、に選ばれたそうだ。
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3次元的なカーブで耳にフィットしてくれる
耳掛け式で重要な装着性については、イヤホンを3つのポイントでしっかりと支えるゴールドアングルデザインの採用、ユニット部が耳穴にしっかりと来るようにフック部には微妙なカーブが付けられているほか、後ろの部分(耳の後ろに回すところ)は、耳にしっかりとフィットするしずく型のデザインが適用されている。会場で試聴する機会もあり、実際に装着してみると、その意図がはっきりと理解できる形状(装着感)となっていた。
なお、製品アンバサダーには、「Clip」に引き続きプロランナーの神野大地氏を起用。発表会には氏も登壇し、使用感について「とにかく軽い上に、しっかりとフィットしてくれるので、スピードを上げても落ちないので、周囲の音や自分の足音も確認しながら音楽を聴けて、とても楽しめる製品ですね」と絶賛していた。
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ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデント「ハ・レイ」氏(左)と、製品アンバサダーを務めるプロランナーの「神野大地」氏
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最後は、同社完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ「HUAWEI FreeBuds Pro 4」。前モデル「Pro 3」からの正常進化モデルで、ダイナミックドライバー+平面ドライバーのハイブリッド仕様、LDACサポートといった美点は継承しつつ各部をブラシュアップ。形状記憶仕様の新イヤーチップや、ノイキャン強化、通話NRの強化、などが盛り込まれている。デザインや質感についても上質さを纏った仕上がりとなっている。
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