beyerdynamicは、カリフォルニア州アナハイムで開催される世界最大級の楽器見本市「NAMM Show 2025」で、ステージスタジオ用途に対応するインイヤーモニター「DT IE」シリーズを発表する。特定の用途に向けて設計された4種類のバリエーションが準備された、新しいラインナップだ。

画像1: beyerdynamic、新しいインイヤーモニターシリーズを発表。ミキシングやドラム&ベースなど、特定の用途に向けて設計された4種類のバリエーションを準備

DT 70 IE(ミキシング&クリティカルリスニング)
 ミキシングや精密な分析に特化した設計を採用。ライブサウンドエンジニアやスタジオ用途、外出時のコンパクトなモニターとして理想的なイヤホンとなっている。バランスの取れたチューニングにより、高品質な音楽鑑賞にも適している。

DT 71 IE(ドラム&ベース)
 力強い低音を基盤とし、やや落ち着いた中域と際立った高音域が特徴。ドラマーやベースプレイヤーに最適なモデル。

DT 72 IE(ギター&ボイス)
 ギタリスト、ボーカリストのニーズに合わせてチューニングされたモデル。自然な低音域とディテイルに富んだ高音域が特徴。中音域の高い部分がやや強調されており、ミックスの中でギターやボーカルの存在感を得られる。

DT 73 IE(クラシック楽器&キーボード)
 ピアニスト、キーボード奏者、オーケストラの音楽家に最適なモデル。20Hz〜1kHzまでの中低音をリニアに再現し、原音のデータそのままに自然な音を提供する。5kHz以上の高音域にわずかなブーストを加えることで、倍音成分を正確に再現している。

画像2: beyerdynamic、新しいインイヤーモニターシリーズを発表。ミキシングやドラム&ベースなど、特定の用途に向けて設計された4種類のバリエーションを準備

 搭載されているTESLA.11ダイナミックドライバーシステムは、卓越した明瞭性と1 kHzでわずか0.02%という低い歪率を実現。また、最大音圧レベル137dBに達する高出力なシステムのひとつだ。すべての製品は、ドイツハイルブロンにある同社・本社で、手作業で製造されている。

 ケブラー補強された長さ1.4mのケーブルが付属。イヤホン側コネクターは金メッキされたMMCXで、再生機側は3.5mmプラグを採用する。またDT 70 IE、DT 72 IE、DT73 IEは、防塵と最大1.5mの水深で30分間の耐水性を備えるIP68認証を取得している。DT 71 IEはIP65保護等級(防塵耐水)に準拠。

 なお、日本国内での発売時期は未定。本国(ドイツ)での予価は各499ユーロになるということだ。

「DT IE」シリーズの主なスペック

●使用ドライバー:ダイナミック型
●再生周波数特性:5Hz〜40kHz
●インピーダンス:16Ω
●質量(ケーブル除く):6g

https://beyerdynamic.co.jp/

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