ステレオサウンドは、季刊『ステレオサウンド』掲載用に、創刊より撮りためてきたヴィンテージオーディオ機器の貴重で流麗な写真を、A3シートに印刷し、ポスターのように好きな場所に掲出できる『ヴィンテージオーディオ傑作撰』(A3判シート12枚入)2種類を、発売いたしました。価格は各¥11,000(税込)となります。

「ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.1」

画像: 発売日:2024年12月12日(木) 価格:¥11,000円(税込) サイズ:縦422mm×横30mm×厚さ13mm 重量:680g www.stereosound-store.jp

発売日:2024年12月12日(木)
価格:¥11,000円(税込)
サイズ:縦422mm×横30mm×厚さ13mm
重量:680g

www.stereosound-store.jp

「ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.2」

画像: 発売日:2024年12月12日(木) 価格:¥11,000(税込) サイズ:縦422mm×横30mm×厚さ13mm 重量:680g www.stereosound-store.jp

発売日:2024年12月12日(木)
価格:¥11,000(税込)
サイズ:縦422mm×横30mm×厚さ13mm
重量:680g

www.stereosound-store.jp

 この「ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.1、vol.2」には、それぞれA3判のやや厚めのプレスコート紙に印刷された魅力的なオーディオ機器の写真――各12枚(1組)が収納されています(裏面には各機器の解説付き)。

[ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.1]
01:JBL「D44000 Paragon」スピーカーシステム
02:エレクトロボイス「Patrician 800」スピーカーシステム
03:JBL「D50S8R Olympus」スピーカーシステム
04:アルテック・ランシング「820A Iconic」スピーカーシステム
05:アルテック・ランシング「612A Monitor」スピーカーシステム
06:ランシング「810 Iconic System」スピーカーシステム
07:マランツ「Model 2」モノーラルパワーアンプ
08:マッキントッシュ「C22」ステレオプリアンプ
09:マッキントッシュ「MC275」ステレオパワーアンプ
10:QUAD「QUAD 22」ステレオプリアンプ+「QUAD II」モノーラルパワーアンプ
11:マランツ「Model 1」モノーラルプリアンプ+「Model 6」ステレオアダプター
12:マッキントッシュ「MC30」モノーラルパワーアンプ

画像1: 「ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.2」

[ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.2]
01:JBL「D30085 The Hartsfield」スピーカーシステム
02:エレクトロボイス「Patrician 600」スピーカーシステム
03:アルテック・ランシング「Magnificent A7-500W1」スピーカーシステム
04:タンノイ「The Guy R. Fountain “Autograph”」スピーカーシステム
05:マランツ「Model 7」ステレオプリアンプ
06:マランツ「Model 8B」ステレオパワーアンプ
07:マッキントッシュ「MC60」モノーラルパワーアンプ
08:マッキントッシュ「C20」ステレオプリアンプ
09:マッキントッシュ「MC240」ステレオパワーアンプ
10:JBL「SG520」ステレオプリアンプ
11:JBL「SA600」プリメインアンプ
12:EMT「EMT 927Dst」アナログプレーヤーシステム

画像2: 「ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.2」

 これらはいずれも現役当時、一世を風靡した魅力的なヴィンテージオーディオ機器たちであり、その多くは今日でも、充分なメインテナンスが施され、熱心なヴィンテージオーディオ愛好家の間で愛用され続けています。これらの意匠デザインの素晴らしさや操作性・手触りの良さ、さらにはサウンドクォリティの高さなどが、次世代のオーディオ愛好家たちに語り継がれていくことを願ってやみません。

 オーディオ専門誌 季刊『ステレオサウンド』は、“試聴”によるオーディオ機器の評論記事がメインです。しかし、そればかりではなく、オーディオ機器を“より美しく”“より魅力的に”撮影した写真の掲載にもこだわっています。オーディオ機器は、音の良さばかりでなく、デザイン(視た目)の良さ、操作性・手触りの良さ(もちろん信頼性の高さ)も大切な要素だと考えているからです。そのため、撮影したオーディオ機器の写真がもっともよく映えるように、本文用紙にはできる限り良質のコート紙を採用してきました。

 当然、カメラマンを誰にするかもとても重要で、最初に「亀井良雄」氏という、後に“オーディオ機器撮影の第一人者”と呼ばれるようになる写真家を起用しました(亀井氏はやがてオーディオメーカー数社の広告写真の撮影も担当。後に自身の撮影スタジオも開設)。

 しかしながら、当初は立派な写真スタジオでの撮影など、予算の関係等でできず、狭い室内において、アイランプ数個やレフ板、トレーシングペーパー等を駆使しての(創意工夫による)撮影でした。ポイントは「試聴した多くのオーディオ機器を、いかに魅力的に撮影するか」――そのためのイロハを徐々に習得していったのです。

 その後を受け継いだ「古山久美」氏も、当初はそうした撮影手法をつぶさに観察・体験しながら、徐々に独自の撮影技術を習得・磨き上げていき、数えきれないほど多くの魅力的な写真を生み出してきました(70年代後半には社内に写真スタジオを構築し、そこでほとんどの写真を撮影することになりました)。

 そうして創刊以来五十有余年という長い間に(それ以前に発売されたオーディオ機器も含めて)、数多くのオーディオ機器の写真が、山のように蓄積されてきました。中には、いま見ても素晴らしいと思える“傑作”オーディオ機器たちの写真がたくさんあります。これらをそのまま保管しておくだけではもったいない、この魅力的な“傑作”オーディオ機器たちの写真を、何とかオーディオ愛好家の皆様に、とりわけヴィンテージオーディオ愛好家の方々に見ていただきたい、と考えて、A3判シート型式(雑誌のようには綴じていない)の写真集を制作しました。それが、今回の[ヴィンテージオーディオ傑作撰 vol.1、vol.2]というわけです。

 写真そのものの質感を存分に楽しんでいただけるよう、A3判のやや厚めのプレスコート紙に印刷を行ないました。ぜひ、みなさまが創り上げたオーディオルームに、あるいはリビングに、この写真を掲出し、貴重なヴィンテージオーディオの意匠をお楽しみください。

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