OPPOは先日、2024年の新製品となるスマートフォン2モデルとタブレット1モデルを発表した。すべて12月12日の発売を予定している。
●スマートフォン:OPPO Find X8 ¥139,800(税込)、OPPO A3 5G ¥32,800(税込)
●タブレット:OPPO Pad Neo ¥44,800(税込)
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OPPO Find X8
「Find」シリーズはOPPOスマートホンのフラッグシップだが、2021年に発売された「Find X3 Pro」以後は新製品が登場していなかった。そこから3年ぶりのFindシリーズということもあり、Find X8は日本の匠の心に強い敬意を払って、妥協を許さずに開発されたという。
その大きな特徴がAIの搭載だ。OPPOでは5年以内にスマホはもっとも重要なAIデバイスになると考えており、実際にAI関連で5860の特許を取得しているという。Find X8にはOPPOの最先端AI技術が投入されている。
文章の要約や翻訳、メッセージの返信内容を提案するAIツールボックス機能、文章作成に便利なAI文書アシスタントはもちろん、画像編集でもAI消しゴムとAIクリッピングも進化した。映り込みをワンタッチで消去したり、クリップした画像をステッカーとして貼り付けるといった作業も可能だ。
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新開発のWプリズム望遠レンズ機構
またピンボケやブレが起きた時や、被写体が目を瞑った時、ガラスの反射が映り込んだといった場合でも、AI編集機能で簡単に修正できる。1枚の写真から様々なパターンの画像を自動生成できるAIスタジオも搭載している。
それらの画像を撮影するカメラ機能も進化した。内蔵された3つのカメラはすべて5000万画素対応で、新開発のWプリズム望遠レンズ機構を採用することにより、センサーの大型化を実現しながら、本体の厚みを抑えることに成功している。
なおハッセルブラッドともコラボレーションしており、同社のカメラ効果を活用できる「ポートレートモード」や「Autoモード」「Proモード」も搭載している。動画撮影は4K対応で、ドルビービジョン動画も撮影できる。
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OPPO A3 5G
同時発表されたA3 5Gは、1.3mの高さからの落下衝撃にも耐える堅牢性を備えているのがポイント。ディスプレイは6.7インチ/1000nitsのスペックを備え、屋外での視認性も高いだろう。
内蔵カメラは約5000万画素の広角カメラと約200万画素の深度カメラを搭載する。ポートレートモードでは、このふたつのカメラが連携して被写界深度を検知することで、奥行感のある自然なボケ感を演出してくれる。
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OPPO Pad Neo
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側面にふたつずつスピーカーを配置
タブレットのPad Neoは、約11.4インチの白銀比(アスペクト比7:5)ディスプレイを搭載。解像度は2.4Kで90pのフレームレートに対応している。低ブルーライト発行素材を採用している他、内蔵された色温度センサーが周囲の環境に応じて画面の色温度を自動調整してくれる。
サウンド面では4つのスピーカーを内蔵して、ドルビーアトモスの再生も可能、配信コンテンツなどもハイスペックで楽しめるそうだ。ハイレゾ音源の再生も可能。
8000mAhのバッテリーを内蔵しており、フル充電で最大約14.5時間の連続使用も可能という(急速充電にも対応)。本体サイズはW255✕H188✕D6.9mmで重さは約538g。
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発表会に登場した方々。左からオウガ・ジャパン株式会社 専務取締役 河野謙三さん、株式会社セキド 代表取締役 木下貴之さん、フォトグラファーの酒井貴弘さん、オウガ・ジャパン株式会社 営業推進部プロダクトマネージャー 中川裕也さん