HUAWEI(ファーウェイ)は昨日2024年の新製品発表会を開催、人気のスマートウォッチを一挙に3シリーズ5モデル(カラーバリエーションは除く)発表した。ラインナップは以下の通りで、10月9日に発売される。
ファーウェイのスマートウォッチは世界市場でも好評とのことで、2024年上半期の手首装着型ウェアラブル端末の世界出荷台数1位、HUAWEI Healthアプリの登録者数は5億2000万人に達しているそうだ。
「WATCH GT5 Pro」は、そんなファーウェイ製スマートウォッチの上位ラインナップとして、46mmと42mmの2モデルを揃えている。
46mmモデルはエッジのきいたデザインで、航空宇宙グレードの高純度チタニウムとサファイアガラスを採用、高い耐摩耗性、耐水性、耐腐食性を獲得している。43mmモデルはセラミックとゴールドチタニウムを使ったエレガントなデザインがポイント。44gという軽量さも特長という。
WATCH GT 5 Proシリーズは、スポーツ関連、特にゴルフ機能が大きく進化している。前モデルのWATCH GT 4では今年春のファームウェアアップデートでゴルフマップ機能が追加され、話題になった。WATCH GT 5 Proではそれをさらに進め、さらなる利便性を実現している。
具体的な進化点としては、3Dコースマップに対応。日本の国内で2300以上のゴルフ場マップが利用可能で、イギリス、フランスなど10ヵ国以上にも対応している。バンカーや池までの距離がひとめでわかるようになり、グリーンの方向や距離を示すコンパス画面も使える。またWATCH GT 5 Proからホールごとのスコアを手入力でき、詳細なプレイデータの統計が本体とスマホアプリ「HUAWEI Health」(iOS、アンドロイド)から確認可能とのことだ。
GPS関連では、ヒマワリ型アンテナシステムとインテリジェントなアルゴリズムを搭載することで、常に衛星の方向を認識し、信号を最適な状態に調整してくれる。これにより測位の精度が従来から約20%向上し、ゴルフ、ランニングなどで正確な現在位置やルートを把握できるようになった。
ゴルフ以外にも、素材や防水機能の強化によって40mのフリーダイビングでも使用できるようになっており、ランニングやサイクリングなど100種類以上のワークアウトで活躍するとのことだ。
健康管理機能も進化し、これまで個々に行われていたモニタリング機能を「HAUWEI TruSenseシステム」に統合、新規に搭載している。従来の生理学的指標に加え、快適・普通・不快といった症状をインテリジェントに推測し、アニメーションで表示することで注意を喚起してくれるそうだ。
「Watch GT 5」は前モデルWATCH GT 4から6つの点でアップグレードしている。第一はさらに薄くなったデザインで、第二がゴルフ機能の充実、第三がランニング機能の進化で、第四はHAUWEI TruSenseシステムに搭載による測定精度の向上、第五が耐久性アップで、第六がバッテリー持続時間の延長とのことだ。
最後の「Watch Ultimateグリーン」は、既発売モデルのカラーバリエーションで、サファイアアガラスや非結晶ジルコニウムベースのリキッドメタルケースと言った耐久性を踏襲しつつ、優れたゴルフ機能にも対応している。
WATCH GT5 Proを超えるポイントとして傾斜補正機能、一本前のショット飛距離表示、おすすめクラブ提案と目標落下地点の表示、グリーンの傾斜と方向を矢印で表示するといったことが可能で、実際のプレイ時にも活用できるようになっている。
加えて水深100mのダイビングに対応した耐水性能も継承し、レクリエーションダイビング、テクニカルダイビング、フリーダイビング、スキューバダイビングの4つのモードも搭載済とのことだ。
なお既発売のWatch Ultimateについても近日中にファームウェアのアップデートを予定しており、これによってゴルフ機能などが最新モデルと同様に進化するそうだ。