ナイコムは、中国発のオーディオブランドLETSHUOER(レットシュオワー)のイヤホン「S08」(¥17,450、税込)を7月12日(金)に発売する。

 S08は、独自開発したカスタム第4世代13mm平面駆動型ドライバーを搭載した。この新構造ドライバーは、従来の平面駆動ドライバーと異なり安定性が大幅に向上、より音の歪みを抑制し超高速のレスポンスを実現している。

 従来の平面駆動ドライバーでは、質感のある深い低域を再生することが困難だったという。そこで第4世代平面駆動ドライバーでは、低域表現を改善するためにボイスコイル側にPTR弾性フィルムを素材にするエッジを追加した。これにより振動板の延性が増強され、低域の深さが大幅に向上し、質感のある低音表現を可能となっている。

画像: 13mm平面駆動型ドライバーを搭載した、LETSHUOERのイヤホン「S08」が7月12日に販売開始。解像度が高く、煌びやかな高域と、質感のある深い低域を両立した

 振動板は、マグネトロンスパッタリングという高精度薄膜形成技術によって製造される。剛性と反応を両立し、音の歪みを抑制、高安定性と高耐久性を実現した。解像度が高く、煌びやかな高域表現を可能にしているという。2層ボイスコイル回路を採用し、直接振動板を駆動させることで共振を大幅に減少、レスポンスを大きく向上させた。

 ハウジングは数字の「8」をイメージにした流線型の筐体を採用、軽量アルミ合金素材を高精度CNC加工によって製造されている。ショットブラスト仕上げにより、筐体は肌に優しく、耐久性も向上した。カラーはブラックとシルバーの2色展開。

 付属ケーブルは4芯×30本×0.05mmの単結晶銅銀メッキ線材を採用しており、高い伝送性能、繊細なディテイルと豊かな空間感を実現した。3.5mmと4.4mmに交換可能なプラグも付属している。

「S08」の主なスペック

●使用ドライバー:13mm平面駆動型ドライバー
●再生周波数特性:20Hz〜40kHz
●感度:105dB@1kHz
●インピーダンス:26Ω
●ケーブル:4芯×30本×0.05mm単結晶銅銀メッキ線
●接続端子:3.5mm/4.4mmプラグ
●本体コネクター:0.78mm 2pin
●質量:約35g(ケーブル・プラグ含む)

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