EIZOから、FlexScanシリーズ最大サイズとなる42.5型4Kモニター「FlexScan EV4340X」が6月28日に発売される。価格はオープンで、EIZOダイレクト販売価格は¥187,000(税込)。本体カラーは明るい雰囲気のオールホワイトと、シックで落ち着いたオールブラックをラインナップする。
同社は先日、同じくFlexScanシリーズの31.4型ウルトラワイド曲面モニター「EV3450XC」を発表した。こちらはアスペクト比21:9のワイド画面を備え、ビジネスに集中できるモニターとして企画されている。
それに対し今回のEV4340Xは、42.5型というこれまでにない画面サイズと4Kの高精細さを活かし、金融機関のディーリング業務やプログラミングといった一覧性が求められる用途に向けてアピールしていくという。
同社ではこれまでも37.5型曲面モニター「EV3895」などをリリースしていたが、ユーザーからはより大きな画面サイズを求める声もあったそうで、EV4340Xはそういった要望に応える製品というわけだ。さらに大画面でありながら横幅966mm、奥行225mmというスリムな筐体サイズで、標準的なオフィスデスクにも設置できるのも他にないポイントだという。
PD対応(94W給電)のUSB Type-C端子も備えており、ノートPCと1本のUSB Type-Cケーブルでつなぐだけで、画面表示、音声再生、PCへの給電が可能。映像入力用にHDMI入力2系統、DisplayPort1系統も備える。他にもUSB Type-Bと有線LANポートも準備されている。
加えてUSBハブ機能としてUSB Type-C×1とUSBType-A×2の合計3ポートを搭載しているので、マウスやキーボードだけでなく、Webカメラや外部ストレージなども同時に接続可能。シンプルな構成で、すぐに大画面かつ快適な表示環境を構築できる。アナログ3.5mmヘッドホン端子も備えている。
PinP(Picturein Picture)やPbyP(Picture byPicture)機能も備えており、12種類のレイアウトから最適なパターンを選択可能。最大4台のPCを同時につないで、それらの画面を並べて表示できるので、複数人でPCを持ち寄って会議をするような場合にも活躍するはずだ。
専用リモコンも付属しており、本体の電源ON/OFFや各種設定も可能。EV4340Xを複数台並べた環境での一括操作や、壁掛け設置した場合でも使いやすいだろう。
ブルーライト約80%カットや映り込み防止など、疲れ目対策も万全。さらに画面の明るさ自動調整機能を搭載し、消費電力削減と目の負担軽減を同時に実現する。長く安心して使える5年間保証付きだ。