リアルアシストから、中国イヤホンメーカーBGVPの新作有線イヤホン「DMA」が、3月30日に発売される。価格は¥47,500(税込)。
DMAは、1DD+2BA+2BCD(骨伝導ドライバー)という3種類のドライバーを計5基搭載する、ハイブリッドタイプの製品。その形状からユニバーサルIEMとなる。
それぞれのユニットは、ダイナミックドライバーはニッケル・コーティング・ダイアフラム(振動板)を、BAドライバーはSonion2300/Knowles RADを、そして注目の骨伝導ドライバーには、Sonion社のBA型骨伝導品を搭載している。BA型骨伝導品は、低域の強調ではなく、空気感の表現に使っているということだ。そして、これらのドライバーを、4ウェイ・クロスオーバーシステムを用いてコントロールし、つながりのいいサウンドを実現しているそうだ。
なお、骨伝導ドライバーは、ユーザーの耳介に的確に接することでその本領を発揮するが、本DMAでは、高精度3Dプリンティングの大手「HeyGears Technology」と提携することで、高精度なシェルを作製。骨伝導ドライバーの能力を最大限引き出す設計(形状)としている。
そのほか、ケーブルは脱着が可能で、プラグ部分には交換式=スイッチング式ジャックを採用し、3.5/4.4mmの付け替えが可能。組み合わせるプレーヤーに柔軟に対応することができる。
DMAの主な仕様
ドライバー:1DD(ニッケル・コーティングダイアフラム)+2BA(Sonion 2300Series BA + Knowles RAD Series)+2BCD(Sonion:デュアル・骨伝導ドライバー)
周波数特性:10Hz~40kHz
インピーダンス:17Ω
感度:106dB
シェル:3Dプリンティング・レジン+アルミ合金(フェイスプレート)
ケーブル: 6NOCC銀メッキケーブル
コネクター:MMCX
プラグ:スイッチング式プラグ 3.5/4.4mm