KEFジャパンから、サブウーファーの新製品が発売される。フォースキャンセリングサブウーファーの「KC92」と、サブウーファー「Kube」シリーズで、ラインナップは以下の通り。すべて2月27日の発売予定だ。
●フォースキャンセリングサブウーファー:
KC92 ¥352,000(税込)
●サブウーファー:
kube 8 MIE ¥88,000(税込)
kube 10 MIE ¥121,000(税込)
kube 12 MIE ¥159,500(税込)
kube 15 MIE ¥198,000(税込)
KC92とKubeは、KEF独自のデジタル信号処理(DSP)アルゴリズムであるMusic Integrity Engine(MIE)を搭載。これにより、個々のサブウーファー内ですべてのコンポーネントが完璧な調和を保ちながら、全体的なパフォーマンスを高め、ディテイルや正確さを再現してくれる。
各モデルの特長は以下の通り。
「KC92」の主な特長
KC92は、2基の9インチドライバーをフォース・キャンセリング構成(背中合わせ)で搭載し、サイズからは想像できないほどのパワフルで素早いアーティキュレーションを実現する。音楽でも映画でも、没入感のあるダイナミックなリスニング体験を提供するとのことだ。
本体には、日本の折り紙から着想を得たP-FlexSurroundを採用し、感度を犠牲にすることなく音圧に耐えることが可能になった。折り目に似たプリーツ構造は内部の空気圧に耐え、音声信号に応じてドライバーを正確に動かすことができるそうだ。
搭載されたドライバーのペーパー・コーン振動板は、浅く凹んだアルミニウム製スキンも装備。ボイスコイルと頑丈なモーター・システムの通気設計も採用されている。ふたつのドライバーはフォース・キャンセリング・レイアウトで配置され、反力を打ち消すことでキャビネットの振動を低減、精度とディテイルを最大限に引き出している。
内蔵パワーアンプは、1,000WのクラスDアンプ(各ドライバーに500W)で、膨大なパワーと驚異的なコントロールで、精度とダイナミック・レスポンスが向上し、ディテイル豊かなサウンドと、急激なパワーの提供が可能になっている。
接続端子は、ライン入力とスピーカー入力を備え、どのようなアンプにも簡単に接続可能。KEFの独自機能であるKEF SmartConnectを利用することで、モノーラル入力かステレオ入力かによって自動的にゲインを最適化し、最適なパフォーマンスを提供してくれる。
「フリースペース」「ウォール」「コーナー」「キャビネット内」「アパート」の5つのルーム・プレイスメント・イコライゼーション機能も備えており、様々な設置環境での活用も可能という。
「Kube」シリーズの主な特長
Kube シリーズは、音楽鑑賞からホームシアターまで、様々なシーンでの利用が可能なラインナップという。KC92同様に独自のMIEを備え、最適なパフォーマンスを提供する。また4種類のラインナップにより、様々な大きさの部屋やシステムにも対応、複数の接続オプションとルームEQ設定により、設置やセットアップも簡単に行えるとのことだ。
フロントファイアリング型ロングスロードライバーを搭載し、低い周波数でより高い出力を生み出している。内蔵されるClass D RMSアンプは、ドライバーと音響ボリュウムに最適に設計されており、充分なパワーを提供する。
最大サイズの15 インチから、12 インチ、10 インチ、8 インチドライバー搭載機をラインナップし、音楽、ホームシアター、ゲームなど、あらゆる部屋や用途にも対応できる。さらにEQ設定機能も搭載されており、パフォーマンスを最大限に引き出すために簡単に調整も可能だ。3つのルーム・プレイスメント・イコライゼーション機能を備え、「キャビネット」「ウォール」「コーナー」など、どこに置いても一貫したパフォーマンスを発揮してくれる。
なお両モデルの発売に先駆け、myKEF会員限定で「KC92」及び「kubeシリーズ」を、公式オンラインストアもしくはKEF Music Gallery Tokyoで購入できるサービスもスタートする。公式オンラインストアからmyKEF会員に無料登録するだけでOKだ。