リアルアシストから、Tipsyブランドの新作有線イヤホン「Dunmer Pro4」が、2月23日に発売される。価格は¥53,800(税込)。
Dunmer Pro4は、先に行なわれたヘッドフォン祭で展示されていたので、目や耳にした方も多いだろう。
2019年に発売された「Dunmer」、および「Dunmer」のモディファイバージョンとなる「DunmerS」、「Dunmer」にBAドライバーを追加した「Dunmer Pro」。その仕様・構造=2BA+1DDに、新たに骨伝導を追加した形で開発が行なわれたのが、今回のDunmer Pro4となる。
その新開発骨伝導ドライバーに、超低域や空気感、艶感を担当させ、TipsyBASSと呼ばれるTipsy独自の低域をさらに進化させているという。
また、ダイナミックドライバーについても、チタンコーティング複合ダイアフラムとデュアルマグネット+デュアルキャビティ構造を持つ、強力なものへと発展させているそうだ。それによって中低域のクォリティが向上し、BAドライバーに従来の高域だけでなく超高域までしっかりの表現させることに注力するチューニングとしているという。
元々Tipsyは、カスタムIEMとDunmerシリーズとでは、違う味付けをし、はっきりとその役割を分けていたブランディングを行なっていたそうだが、今回のDunmer Pro4は、その垣根を越える存在として開発・位置付けられているそうだ。
Dunmer Pro4の主な仕様
DRIVER:2BA(Knowlesデュアル BA)+1DD(6.5mmチタンメッキ複合ダイアフラム)*+1BC(パッシブ・ボレット型真鍮骨伝導ドライバー)
周波数特性:20Hz~20kHz
インピーダンス:34Ohm @ 1kHz
感度:96dB @ 1kHz
ケーブル:4core 単結晶銅+シルバープレイテッド
コネクター:0.78 /2Pinインターフェイス
プラグ:3.5mmジャックおよび4.4mmジャックの2本(4.4mmジャック・ケーブルのバンドルは日本向け仕様のみ)