ミックスウェーブは、 アメリカCampfire Audio(キャンプファイヤー オーディオ)から、同ブランドChromaticシリーズ第二弾モデルのハイブリッド型IEM「Bonneville」を発売する。価格はオープン。
Bonnevilleは最先端技術によって表現される壮大なサウンドスケールが特徴。低域用に10mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバー、中域用にはカスタマイズされたBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーを搭載。さらに高域用にもBAドライバーを 2基搭載している。このハイブリッドデザインを精巧に作られたソリッドボディで包むことにより、一音一音を正確に描く高い解像度を実現した。
そのデュアルマグネット・ダイナミック・ドライバーは、より高い効率性、優れた過渡応答、精密なダイアフラムの動きを生み出すために強化された磁場を活用している。Bonnevilleではウーファー用として実装され、豊かで正確なローエンドを提供している。
中域用BAドライバーはKnowles製のデュアル・ダイアフラム型を搭載。二枚の振動板により、より大きな出力、豊かな信号を生み出してくれる。また、このドライバーは、極めて低い高調波歪みという利点も備えている。さらに2基の高域専用BAドライバーは、シンバルのスプラッシュ、スネアの余韻、リバーブの軌跡など、トラックの鮮明なニュアンスを、煌びやかさと甘さの完璧なバランスで再現するそうだ。
イヤホン本体は、精密に 3Dプリントされたエンジンブロックに直接ドライバーを配置している。これによおり、イヤホンのパーツ数を少なくし、内部構造の完成度を高めて、ドライバーが影響を受けやすい変数や故障の原因となるポイントを排除することができるとのことだ。
「Bonneville」の主なスペック
●形式:ハイブリッド型
●使用ドライバー:10mmダイナミックドライバー、BAドライバー×3(中域用×1、高域用×2)
●再生周波数特性:5Hz〜20kHz
●入力感度:94dB@14.59mVrms SPL
●インピーダンス:29Ω@1kHz
※付属品:プレミアムレザーケース、3.5/2.5/4.4mmのTimeStream Cable、クッション性の高いケーブルバック、デュアルポケットのBreezy Bag Micro