トップウイングサイバーサウンドグループから、イタリアVolumioの第3弾モデルとして、ネットワークプリメインアンプ「Integro」(インテグロ)が発売される。価格は¥203,500(税込)で、8月22日の登場予定だ。

 Integroは、ダイレクト・デジタル・デュアルモノーラル・Dクラスアンプ・テクノロジーをコンパクトなデザインに収めたネットワーク・プリメインアンプだ。スピーカーを接続するだけで様々なソースの楽曲を楽しむことができる。

画像1: イタリアVolumioの第3弾、ネットワークプリメインアンプ「Integro」が8月22日にリリース。デジタル入力は最大192kHz/24ビットやDSDに対応

 Integroは、高音質のヘッドホン出力とスピーカー出力を搭載した。ヘッドホンアンプにはTexas Instruments社製のTPA6120A2、DACには同じくTexas Instruments社製PCM5122を採用。スピーカー出力には、スペシャル・チューニングしたInfineon社のデュアルモノーラル・Dクラス・アンプモジュールを、さらに出力段にWIMA社製ポリプロピレン・コンデンサーと高品質インダクターを採用し、どんなソース機器からの音楽も高品位に楽しめるという。

 接続端子はアナログ入力(RCA)、光・同軸の2系統のデジタル入力を搭載。サブウーファー出力も装備している。HDMI出力を使用してVolumioOSのOSD(オンスクリーンディスプレイ)メニューをモニターに表示したり、USBポートにはマウスやキーボードを接続することも可能だ。BluetoothのコーデックはaptXにも対応済みで、高音質でワイヤレスの音楽を楽しむこともできる。

 またIntegroは、Roon Labsが提供するROON-Readyにも対応している。ROONのシステムとシームレスに統合することが可能になり、IntegroでROONのストリーミング・テクノロジーを使用することで、妥協のないオーディオ・パフォーマンスが実現できる。

 音楽ファイル再生は、DSD、WAV、FLAC、ALAC、AAC、Vorbis、Cue、Mp3などのフォーマットに対応し、192kHz/24ビットで内部処理している。さらに、CD再生やリッピング(別途USB外付けCDドライブが必要)や、Webラジオ用のTuneInチューナー、UPnP/DLNAやCIFS/SMB、NFSのサポートなど幅広い対応力を備えているのも特長だ。

画像2: イタリアVolumioの第3弾、ネットワークプリメインアンプ「Integro」が8月22日にリリース。デジタル入力は最大192kHz/24ビットやDSDに対応

 操作OSにはVolumioの最新バージョン(Volumio 3)がインストールされ、パフォーマンスがいっそう向上した。また、Manifest UIを選択することで、音楽コンテンツをシンプルに、直感的に操作できる。さらにIntegroはVolumio OSの定額プラン「Volumio Premium」がもつ以下の機能を使用可能という。

●AIを搭載した検索エンジン「スーパーサーチ」に聴きたい曲を伝えると、あなたのために作られたプレイリストが届く
●お気に入りの音楽を聴きながら、楽曲表示上で新しいアーティストやアルバムを提案
●プレイリストが終わりに差し掛かると、インフィニティ・プレイバックがあなたのミュージック・ライブラリーから好みに合ったトラックを際限なく追加
●音楽とアーティストのクレジットを検索
●CD再生とリッピング(別途USB外付けCDドライブが必要)
●マルチルーム・シンクロ再生
●自動バックアップとシンクロ
●アナログ入力を持つUSBインターフェイスを接続し、Volumioアプリで入力として選択して再生が可能

「Integro」の主なスペック

●出力:50W+50W(ステレオDクラス・アンプ)
●ヘッドホン出力:6.3mm標準プラグ(300mW@64Ω/480mW@32Ω)
●接続端子:HDMI、アナログ(RCA)、デジタル入力2系統(光、同軸)、サブウーファー出力、USB2.0、USB3.0(外部ストレージ専用)、LAN
●メモリー・カード・スロット:SDSC、SDHC、SDXC
●Bluetoothコーデック:aptX、aptXLow Latency、SBC
●ワイヤレス・ネットワーク:802.11a/b/g/n/ac
●対応サービス:Airplay(Shairport Sync)、Spotify &Spotify Connect、 TIDAL &TIDAL Connect、Qobuz
●寸法/質量:W270×H50×D150mm /1.3kg

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