アンカーの2023年春の新製品には、新しい提案を盛り込んだ独特なラインナップも多かった。
その筆頭が “-20度を持ち運ぶ” をキャッチコピーに登場したバッテリー搭載ポータブル冷蔵庫「EverFrostPowered Cooler」シリーズだ。取り外し可能なバッテリーを搭載し、冷凍・冷蔵機能を持つキャリングケースタイプの冷蔵庫となる。搭載バッテリーからはスマホ等への充電も可能。
主にキャンプなどのアウトドア用途を想定しており、33/43/53L(リットル)の3サイズをラインナップしている。それぞれの定価は33L用が¥99,990(税込、4月19日発売)、43L用が¥109,900(税込、5月16日一般販売)、53L用が¥119,900(税込、6月中旬発売)だ。
冷凍可能時間(外気が30度で庫内温度を4度に設定)は33Lタイプが約32時間、43Lタイプが約26時間、53Lタイプが約16時間となる。庫内温度は-20〜20度の間で設定可能で、温度を下げると冷凍可能時間は短くなる。なお同社製ソーラーパネルと組み合わせることで、太陽光での充電もできる。
そのソーラーパネルの新製品として、「SOLIX PS400 Portable SolarPanel(400W)」(¥109,900、税込、6月中旬発売)も発表されている。SOLIXはスペイン語で太陽を意味し、太陽光発電ができることをよりわかりやすく表した型名となっている。本体サイズはW2591×H913×D30mm(展開時)で重さは約15.9kg。
Eufyブランドからは、Anker製品として初めて加圧式デュアル回転モップを搭載したロボット掃除機「Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」(¥109,900、税込)が6月下旬に発売される。
上記のとおり加圧式デュアル回転モップを内蔵しているので、本格的な水拭き掃除ができ、フローリングにこびりついた汚れも綺麗に拭き取ってくれる。またカーペットにも対応しているので、切り替えの手間なしで部屋全体を掃除してくれるという。モップは付属の洗浄ステーションで洗浄から温風乾燥まで自動で行ってくれる。