Aurorasound(オーロラサウンド)では、真空管式プリメインアンプ「HFSA-01」(¥338,000、税別)を4月30日に発売する。

 HFSA-01は、真空管と半導体の両者の長所を生かしたハイブリッド構成のステレオプリメインアンプ。出力真空管には5極管EL84を搭載し、14W×2の出力を実現した(スピーカーインピーダンスは4Ω〜8Ω)。接続端子として3系統のRCAアンバランス入力と、MM対応のフォノイコライザー入力、ヘッドフォン出力を搭載している。

画像1: オーロラサウンドの真空管式プリメインアンプ「HFSA-01」が4月30日に発売。「EL84」5極管を搭載し、14W×2の出力を実現

 EL84はプッシュプル動作をさせ、ひずみ率や周波数特性に優れたウルトラリニア接続となっている。またそのドライブには、テキサスインスツルメンツのオーディオ用高精度オペアンプOPA604Aで独自の位相反転回路を構成し、理想的なプッシュプル駆動を目指した。

 バス、トレブルのトーンコントロール部はCR型を採用し、小型スピーカーでも豊かな低音や、耳に優しい高音を好みに合わせて調節できる。フォノイコライザーはMMカートリッジに対応し、S/N特性の優れたNF型回路をリニアテクノロジー社の半導体で構成している。

 電源部は真空管回路と半導体回路を独立分離させ、どんな音量や周波数でもお互いの干渉がないように配慮した。整流ダイオードにはノイズの少ないローム社のシリコンカーバイドを採用。出力トランスや電源トランスは本回路に合わせたオーロラサウンド特注の国産品で、抵抗やコンデンサー類も厳選した高品質パーツを採用する。

画像2: オーロラサウンドの真空管式プリメインアンプ「HFSA-01」が4月30日に発売。「EL84」5極管を搭載し、14W×2の出力を実現

「HFSA-01」の主なスペック

●出力:最大14W×2(8Ω負荷)
●トーンコントロール:BASS+/-12dB、TREBLE +/-12dB
●再生周波数特性:10Hz〜40kHz(-3dB/Tone Flat)
●接続端子:アナログ音声入力3系統(RCA)、フォノ入力1系統(MM対応)、ヘッドホン出力1系統
●消費電力:150W
●寸法/質量:W360×H145×D320mm(突起部含む)/10.3kg

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