ピクセルから、Acoustuneのフラッグシップイヤホン「HS2000MX SHO -笙-」のバリエーションモデルとなる「HS2000MX SHO -笙- MKII」が、2月10日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥278,000前後。

画像1: Acoustune、フラッグシップイヤホンのバリエーションモデル「HS2000MX SHO -笙- MKII」を2月10日に発売。新音響チャンバー「ACT05」の単体発売も

 HS2000MX SHO -笙- MKIIは、HS2000MX SHO -笙-のハウジングカラーを変更し、新たに音響チャンバーボディ部にOFC(無酸素銅)を採用したほか、チューニングを最適化した日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバーを搭載した「ACT05」へと、音響チャンバーユニットを換装しているのが特徴となる。昨年末開催のポタフェス2022冬 秋葉原で参考展示されていたものだ。

 また、その新型音響チャンバーユニット「ACT05」の単体発売も、同時に開始される。こちらも価格はオープンで、想定市場価格は¥154,000前後。

画像2: Acoustune、フラッグシップイヤホンのバリエーションモデル「HS2000MX SHO -笙- MKII」を2月10日に発売。新音響チャンバー「ACT05」の単体発売も

 さて、現行のHS2000MX SHO -笙-は、独自のダイナミックドライバー技術を基軸とし、新素材、技術を投入して作り上げたフラッグシップモデルという存在だ。

 今回発表のMKIIでは、新音響チャンバーユニットACT05の搭載がトピックであり、これは同社実績のミリンクスドライバーに、CNC切削OFC(無酸素銅)による音響チャンバーボディを組み合わせて、音響チューニングを最適化しているそうで、結果、低音域ピークをさらに下げ、音場の横幅だけではなく奥行の深さも演出するようになっているということだ。

 もちろん、MKIIにおいてもこれまで同様に、音響チャンバーの交換(A.C.T.)に対応しているので、HS2000MX SHO -笙-用のユニットの取り付けも可能となる。

 ケーブルには、標準品と同じAcoustuneの新世代ケーブル「ARS100シリーズ」を採用。線材や芯数、編み方など試行錯誤を重ねたものの、結果として、イヤホン全体のバランスの取れる、それに落ち着いたという。

 イヤーピースには、新形状の「AEX50」を同梱しており、これはSMPテクノロジーズ社製の形状記憶ポリマー「SMP iFit」を素材として、ダブルウィング形状としたもの。同社のイヤホンに初めて同梱されることになるそうだ。XS/S/M/L/XLの全5サイズを各1ペアずつ用意する。

 加えて、Acoustune「AEX07」イヤーチップの形状を基にして、AEX50と同じSMP iFitを採用した「AEX70」も同梱。こちらは、S/M/Lの3サイズを用意。さらに、リファレンスイヤーピース「AET07」のリニューアルバージョンとなる「AEX07」も付属するなど、ユーザーの選択性を高める付属品が満載となる。

HS2000MX -笙- MKIIの主な仕様
カテゴリー:ダイナミック型イヤホン(密閉型)
タイプ:ユニバーサルフィット
ハウジング素材:CNC切削アルミニウム+ステンレススチールアノダイズドアルミニウム合金
ドライバーユニット:10mm径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー
音響チャンバー部素材:CNC 切削 OFC(無酸素銅)
採用技術:Acoustune Capsule Technology(A.C.T.)
入力感度:110dB/1mW at 1kHz
インピーダンス:24Ω@1KHz
周波数特性:10Hz~25KHz
コネクター:日本ディックス製 Pentaconn EARコネクター
プラグ:3.5mm3極ステレオミニプラグ(L字)
ケーブル:ARS100シリーズケーブル、シルバーコートOFC+極細OFCハイブリッド16 芯構造
ケーブル長:約1.2m
質量:61g(ケーブル含む)
付属品:AEX50イヤーピース(XS/S/M/L/XL)、AEX70イヤーピース(S/M/L)、AEX07イヤーピース(S/M/L)、AET02フォームイヤーピース(F)、キャリングケース

ACT05の主な仕様
ドライバーユニット:10mm径 日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー
チャンバー部素材:CNC切削OFC(無酸素銅)
付属品:アルミ製キャリーケース

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