オヤイデ電気は、旭化成株式会社が開発したPULSHUT(パルシャット、高機能不織布)を用いたノイズ抑制テープ「NRF-005T」を11月4日に発売する。市場想定価格は¥7,700(幅15mm×長さ約4m、税込)。

画像1: ケーブルやヘッドシェルに貼り付けるだけで、ノイズ抑制効果を実現。オヤイデ電気から、旭化成のパルシャットを用いたノイズ抑制テープ「NRF-005T」が登場

 パルシャットは、高機能不織布に特殊表面加工を施すことで、非磁性体でありながら高いノイズ抑制性能を有している素材となる。他にも以下のような特徴を備えている。

●磁性体を一切使用していない高機能不織布
●MHz帯〜GHz帯まで広い周波数帯域のノイズに有効
●基材は0.05mmと薄く、ひじょうに軽量
●柔軟性に優れており、凹凸面への貼り付けが可能
●シート表面、断裁面ともに絶縁性が高いため、導電面にも貼り付けが可能

 使い方は簡単で、オーディオ機器の入出力端子、ノイズの発生しやすい箇所の周辺、ケーブルやプラグに貼りつけることで、高いノイズ抑制効果を発揮する。原音となる波形を変形・歪ませることなくノイズフロアを下げ、付帯音の少ない、繊細な表現力が向上するという。映像にも効果があり、輪郭の滲みが減少し、色彩の鮮明さが増すそうだ。

 NRF-005Tはハサミで簡単にカットできるので、ケーブルや曲面にも貼付けられる。アクリル系粘着剤はリワーク可能ながら、充分な保持力を持ち合わせ、何度も貼り付け直すことができる。軽くテンションを掛けながら貼り付けるのが、きれいに仕上げるコツだ。

画像2: ケーブルやヘッドシェルに貼り付けるだけで、ノイズ抑制効果を実現。オヤイデ電気から、旭化成のパルシャットを用いたノイズ抑制テープ「NRF-005T」が登場

 同社では、センダスト合金系電磁波吸収材「MWAシリーズ」も発売しており、音質調整の要としてオヤイデ電気製品内でも広く採用されているという。今回のパルシャットはまったく新しいノイズ抑制材で、MWAシリーズと異なる特徴も多い。両製品について、それぞれの性質から適材適所を見極め、自身のシステムの最適な場所に用いることで、オーディオシステムのS/N改善効果・ポテンシャルの発揮に活用して欲しいとのことだ。

NRF-005Tを推奨する使用箇所
スピーカーケーブル、ラインケーブル (RCA/XLR/TRS/TS)
デジタルケーブル (USB/BNC/SPDIF)、LANケーブル・LANハブ端子周辺
HDMIケーブル 、ヘッドシェル・カートリッジ周辺
スピーカーや音響機器の接続端子付近、オーディオインターフェース
クロックジェネレーターの端子付近や発振器、半導体や基板上の電子回路

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