映画『ミューズは溺れない』が11月19日(土)から大阪シネ・ヌーヴォにて公開されることを記念して、上原実矩(主演)と淺雄望(監督)のコメント、今泉力哉監督からの推薦コメントが届いた。

 美術部に所属する朔子(上原実矩)は、船のスケッチに苦戦している最中に誤って海に転落。それを目撃した西原が「溺れる朔子」の絵を描いて絵画コンクールで受賞、朔子の絵は学校に飾られるハメに。悔しさから絵の道を諦めた朔子は、代わりに新たな創作に挑戦しようとするが、西原から「次回作のモデル」を頼まれてしまい・・・。

画像: 映画『ミューズは溺れない』、11月19日より大阪、京都、名古屋で一斉単独公開決定。主演・上原実矩、監督・淺雄望のコメント、そして今泉力哉監督からの推薦コメントが到着

 思春期のもがき、アイデンティティのゆらぎ、創作をめぐる葛藤などを抱えながら、社会の海へ漕ぎ出そうとする高校生たちの最後の夏を瑞々しく鮮烈に描き切った青春エンタテインメント。

 2019年に撮影を開始し、新型コロナの影響により一時中断。2年がかりで完成した本作は、インディーズ映画の登竜門とも言えるTAMA NEWWAVEと田辺・弁慶映画祭の双方でグランプリを獲得。田辺・弁慶映画祭のセレクション上映において、テアトル新宿での1週間限定レイトショーで満席を含め900人を超える観客を動員した注目作となっている。

 主人公の朔子を演じるのは、主演作『この街と私』ほか話題作への出演が続く上原実矩。そして若杉凩(『MINAMATA-ミナマタ-』)、森田想(『アイスと雨音』)をはじめ、渚まな美、桐島コルグなどフレッシュなキャストの脇を川瀬陽太、広澤草などベテラン陣が固める。監督は、万田邦敏監督や大九明子監督などの元で助監督をつとめながら中・短編を製作してきた淺雄望。

 このたび、上原実矩(主演)と淺雄望(監督)の単独公開へ向けたコメントに加え、今泉力哉さん(映画監督)の本作に対する推薦コメントが到着した。

 主演の上原は「これからもっと広がると良いね、というお声をたくさん掛けていただいたり、わたしの地元にも来てください! というお言葉をいただいていたところにこうしてお知らせできることがとても嬉しいです」、淺雄監督は「今、自分にできることは、この大切な映画をひとりでも多くの方のもとへお届けすることしかないと思っています。その先で、この映画を観てよかったと思われた方と出会えたら・・・、そんな新しい夢への門出に胸が高鳴っています」と本作の単独公開への熱い思いを寄せている。

 また、今泉監督からは「とてもいい映画でした3人の場面 触れる場面 自分にはつくれないやりとり 想像と違う感情の動き 少しだけ泣きました」と本作に対する推薦コメントが届いた。

上原実矩(木崎朔子 役)コメント全文
新宿、大阪でのセレクション上映に引き続き、大阪、京都、名古屋での単独公開決定おめでとうございます!

レイトショー上映に立ち会う中で、これからもっと広がると良いね、というお声をたくさん掛けていただいたり、わたしの地元にも来てください! というお言葉をいただいていたところに、こうしてお知らせできることがとても嬉しいです。

そして大阪シネ・ヌーヴォ、名古屋シネマスコーレ、京都出町座と、憧れのミニシアターで掛けていただけること、本当に光栄に思います。ひとりでも多くの方のもとへ広がり、届きますように。作品を気にかけていただくと共に、映画館へ行くきっかけとなれたら嬉しいです。

淺雄望(監督)コメント全文
自分にできることは何もない、と思い込んでいた私を救ってくれたのは映画でした。映画をつくって観てもらうという夢をたくさんの方の力で叶えてもらいました。

今、自分にできることは、この大切な映画をひとりでも多くの方のもとへお届けすることしかないと思っています。その先で、この映画を観てよかったと思われた方と出会えたら・・・、そんな新しい夢への門出に胸が高鳴っています。小さな映画ですが、見つけていただけたら嬉しいです。どうか、よろしくお願いいたします。

今泉力哉(映画監督)コメント全文
とてもいい映画でした 3人の場面 触れる場面 自分にはつくれないやりとり 想像と違う感情の動き 少しだけ泣きました

▼コメント入り予告編動画

画像: 『ミューズは溺れない』11/19(土)単独公開 youtu.be

『ミューズは溺れない』11/19(土)単独公開

youtu.be

映画『ミューズは溺れない』

11月19日(土)より、大阪シネ・ヌーヴォ、京都出町座、名古屋シネマスコーレにて3館一斉単独公開
順次全国で単独公開予定

<キャスト>
上原実矩
若杉凩 森田想 渚まな美 桐島コルグ 佐久間祥朗 奥田智美 新海ひろ子 菊池正和 河野孝則 川瀬陽太 広澤草

<スタッフ>
監督・脚本・編集:淺雄望
撮影監督:大沢佳子 (J.S.C)|制作担当・スケジュール:半田雅也|照明:松隅信一|美術:栗田志穂|ヘアメイク:佐々木ゆう|監督助手:吉田かれん|撮影助手:岡田拓也|録音:川口陽一|整音・効果:小宮元、森史夏|カラリスト:稲川実希|スチール:内藤裕子|音楽:古屋沙樹|音楽プロデューサー:菊地智敦|油絵:大柳三千絵、在家真希子|企画・制作・プロデュース:カブフィルム|配給宣伝:カブフィルム|2021年|82分|16:9|カラー
(C)カブフィルム

<STORY>
美術部に所属する朔子は、船のスケッチに苦戦している最中に誤って海に転落。それを目撃した西原が「溺れる朔子」の絵を描いて絵画コンクールで受賞、朔子の絵は学校に飾られるハメに。さらに新聞の取材を受けた西原は「次回作のモデルを朔子にする」と勝手に発表。朔子は、悔しさから絵の道を諦め、造形物の創作に挑戦するが、再婚した父と臨月の義母、そして親友の栄美と仲違いしてしまう。引っ越しと自宅の取り壊し工事が迫る中、“できること“を見つけられずに焦る朔子は、「なぜ自分をモデルに選んだのか?」と西原に疑問をぶつける…。

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