FRIDAY THE 13TH - 4K UHD BLU-RAY | 1980 | 95 min 09 sec (Theatrical) | 95 min 27 sec (Unrated) | BD-66
HEVC / H.265 | Native 4K | Dolby Vision | HDR10 | 1.85:1 | DTS-HD Master Audio 5.1 Paramount Pictures
Sep 13, 2022 | $25.99(amazon.com: $19.59 )

「じゃあ第1問・・・映画『13日の金曜日』の殺人鬼は?」「ジェイソン!ジェイソンよ!」「おっと残念!ハズレです、第1作目では×◎%▽! 彼は2作目からだ」
(『スクリーム』より)

忌まわしい過去をもつ、呪われたキャンプ場クリスタル・レイク。そのキャンプ場をひとりの青年が買い取り、10数年ぶりにキャンプを再開させる計画を立てた。キャンプ開きのために若者たちが雇われるが、それが新たな惨劇の幕開けとなった・・・。製作・監督はシリーズの生みの親である『ザ・デプス』のショーン・S・カニンガム。劇場公開版とUNRATED版を収録。BLU-RAY未同梱。

35mmオリジナルカメラネガからの4KデジタルレストアDSM(デジタルソースマスター/2020年制作)からの最新HDRグレード(4KリマスターBLU-RAY版は2020年にシャウト・ファクトリー/2021年にパラマウントからリリース)。ドルビービジョンHDR採用。BLU-RAY版との比較では、コントラストと明るさ、色彩再現で大きな違いがある。明度を上げたBLU-RAY版に比べると、画像は非常に暗い印象となる。だがそれは本来本作が持つ映像キャラクターであり、緊迫のムードを増幅させる低照度ショットは観どころのひとつ。色彩の濃淡描画力も滑らかで良好だ。問題は光彩ハイライトにあり、多くのショットで不自然で破綻した再現となっているのが惜しまれる。個人的にはドルビービジョンHDRより(わずかに暗部の描画力が後退するが)HDR10鑑賞がお薦め。

サウンドは2020年リマスター5.1ch を採用。ことに2020年リマスター5.1ch音声は、良好なミッドレンジ、バランスの取れたチャンネル・セパレーション、拡張されたサウンドステージを有している。ハリー・マンフレディーニのスコアはディテイルも明快、効果的に響く。意外やアップミックス再生推薦。BLU-RAY版に初収録されていたロスレス2.0 Mono音声は未収録。ザンネン。

UHD PICTURE - 4/5  SOUND - 4/5

画像: 4K SCREEN CAPTURE 映像平均転送レート 57914 kbps(HDR10)| 6585 kbps(Dolby Vision / 10.21%) 音声平均転送レート 3371 kbps(DTS-HD Master Audio 5.1) | 48kHz | 24bit)

4K SCREEN CAPTURE
映像平均転送レート 57914 kbps(HDR10)| 6585 kbps(Dolby Vision / 10.21%)
音声平均転送レート 3371 kbps(DTS-HD Master Audio 5.1) | 48kHz | 24bit)

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