STAX

 STAXでは、春のヘッドフォン祭、およびノムケンLabアカデミーに続いて、イヤースピーカー(ヘッドホン)のフラッグシップ、ハイエンドモデルを多数展示。視聴機会の少ない製品だけに、来場者はしっくりとその音に聴き入っているようであった。

画像: STAX

SENNHEISER

 ゼンハイザーでは、今年発売の新製品――ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 3」/ヘッドホン「MOMENTUM 4 Wireless」――をメインに展示。また、有線タイプの「IE300」「IE600」「IE900」も、試聴が可能な状態で展示されており、多くのファンがそのサウンドを楽しんでいた。

画像: 完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 3」

完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 3」

コペックジャパン

 コペックジャパンブースで注目なのは、Cayinブランドの真空管ヘッドホンアンプの第4弾となる「HA-3A」。フラッグシップ「HA-300」と共通のバランス回路を搭載しているという。年内発売予定で、価格は20万円台を予定という。

画像: 真空管ヘッドホンアンプ「HA-3A」

真空管ヘッドホンアンプ「HA-3A」

ZMF headphones

 ZMF headphonesブースでは、オープンタイプの有線ヘッドホン「Atrium」(アトリウム)に注目。振動板にバイオセルロースを採用した製品で、スペックはあまり開示されていないが、ワイドレンジで量感があり、ディテイルの再現性に優れたサウンドが楽しめるという。価格は標準品が\420,000+税、希少材を使用した限定品(~LTD)が¥440,000+税となる。

画像: 有線ヘッドホン「Atrium」

有線ヘッドホン「Atrium」

NUARL

 NUARLでは、ボディにアルミを使った有線イヤホンのフラッグシップ「X247」を参考出品。DLC振動板採用の、10mm径ダイナミックドライバー1基の製品。夏発売の予定が延びているらしい。価格は5万円ほど。3種類の音調が楽しめる交換式フィルターが同梱される。

画像: 有線イヤホン「X247」

有線イヤホン「X247」

画像: 3種類の音調が楽しめるフィルターが同梱される。写真の名称は仮のもの

3種類の音調が楽しめるフィルターが同梱される。写真の名称は仮のもの

コンプライ

 ポリウレタンイヤーチップをラインナップするコンプライでは、現場で配布されていた小冊子にあるように、完全ワイヤレスイヤホン用のシリーズ「TRUEGRIP PRO」を新たに用意。形状、芯の太さ、芯の位置の組み合わせで、30モデルほどがあるそうで、今後は対応表を充実させていくということだ。10月下旬には発売予定。1ペア2000円ほどという。

画像: コンプライ

 

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