エミライから、Noble Audioの完全ワイヤレスイヤホンの新製品として、アクティブノイズキャンセル(ANC)機能対応の「FoKus H-ANC」が、8月12日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥33,000前後。

画像1: Noble Audio、ノイキャン対応の完全ワイヤレスイヤホン「FoKus H-ANC」を8月12日に発売。新開発の音楽用BAドライバーを搭載
画像2: Noble Audio、ノイキャン対応の完全ワイヤレスイヤホン「FoKus H-ANC」を8月12日に発売。新開発の音楽用BAドライバーを搭載

 FoKus H-ANCは、イヤホン用パーツのグローバルサプライヤーであるKnowles社が開発したTWS用プラットフォームを、Noble Audioのエンジニアであるジョン・モールトンが音質チューニングを施してまとめた製品となる。音質にこだわった「FoKus PRO」に続くFoKusシリーズの第2弾だ。

 搭載するドライバーは、Knowlesが開発した新しいRANバランスド・アーマチュア(BA)型と、チタン・メンブレン複合素材を採用した10mm径ダイナミック型ドライバーの、ハイブリッド構成。

画像3: Noble Audio、ノイキャン対応の完全ワイヤレスイヤホン「FoKus H-ANC」を8月12日に発売。新開発の音楽用BAドライバーを搭載

 そのRAN BAは、新たに音楽聴取用に新設計されたという最新世代のドライバー。そこに低音再現に優れるダイナミック型を組み合わせることで、深い低域と、立体感のある中域、そして解像感のある広域という全帯域にわたって臨場感のあるサウンドの再現を可能にしたという。

 そしてもう一つの特徴が、近年の完全ワイヤレスイヤホンのトレンドでもあるノイズキャンセリング機能の搭載。フィードフォワード、フィードバック両対応のハイブリッド式で、周囲のノイズをクリアに除去。風切り音低減モードや、外音取り込みモードも備えている。

 用意される専用アプリでは、EQ調整だけでなく、ユーザーの聴こえ方(可聴域)に合わせて特性を最適化してくれる「聴力測定機能」も搭載する。

 内蔵バッテリーの持続時間は、本体のみで約13時間、充電ケース併用で最大約45時間の使用が可能となる(ANCオフ)。イヤホン本体はIPX5に準拠している。

FoKus H-ANCの主な仕様
Bluetooth規格:ver5.2
Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP
対応コーデック:SBC、AAC
ドライバー数:2基
ドライバー構成:Knowles製「RAN」BAドライバー、チタン・メンブレン複合素材製10mm径ダイナミックドライバー
マイク:Knowles製MEMSマイク3機×2
センサー方式:タッチセンサー
本体バッテリー仕様:85mAh リチウムポリマー充電池(内蔵式)
本体バッテリー連続再生時間:約13時間(ANCオン時は約8.5時間)
本体バッテリー充電時間:2時間
充電ケース仕様:500mAh リチウムポリマー充電池(内蔵式)
充電ケース充電時間:1.5~2時間
充電ケース連続使用回数:2.5回本体充電可
付属品:充電ケース、ポーチ、イヤーピース(ノーマル:S/M/L)、充電用USBケーブル、クイックスタートガイド

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