ハーマンインターナショナルから、JBLのゲーミング用オーディオ「JBL Quantum（クオンタム）」シリーズ初となる完全ワイヤレスイヤホン「JBL Quantum TWS（クオンタム トゥルーワイヤレス）」が、7月22日に発売される。価格はオープンで、同社直販サイト価格は￥19,800（税込）となる。
JBL Quantum TWSは、上述したように、JBLのゲーミングオーディオブランド・JBL Quantumシリーズ初のTWS製品。形状はスティックタイプとなる。独自のゲーミング用音響技術「JBL QuantumSOUND（JBLクオンタムサウンド）」を搭載し、モバイルでのゲームプレイはもちろん、オンラインゲーム、プレイ実況など幅広く使えるとしている。
通常の完全ワイヤレスイヤホンと同じくBluetooth接続にも対応し、さらに付属のUSBドングルを使えば、2.4GHzワイヤレス接続も行なえる。そのUSBドングルは、充電ケースに、イヤホンとともに収納できるようになっている。また、左右同時伝送方式も採用しており、音の遅延の解消も図られている。
さらに、完全ワイヤレスイヤホンでは近年トレンドになっている、ノイズキャンセリング機能も搭載。ハイブリッド式で、同ブランドの「リアルタイム補正」機能にも対応しており、周囲の環境に合わせて遮音レベルを的確に制御してくれることで、いつで藻どこでも快適なゲームプレイを楽しめるようになっている。外音取り込み機能も搭載する。
内蔵バッテリーの持続時間は、イヤホン単体で約8時間、充電ケース併用で最大約24時間の使用が可能で、残量を気にすることなくプレイに集中できるとしている。
なお、先述のUSBドングルを使用してPC環境で使用する場合、「JBL Quantum」シリーズ用PCソフトウェア「JBL Quantum ENGINE」によって、シリーズ共通となる独自の7.1ch空間オーディオを実現するサラウンド技術「JBL QuantumSORROUND（JBLクオンタムサラウンド）」が適用可能となり、イヤホンでも高い没入感と臨場感を得られるようになるそうだ。
JBL Quantum TWSの主な仕様
接続：低レイテンシー2.4GHzワイヤレス、Bluetooth
Bluetooth規格：バージョン5.2
対応プロファイル：A2DP V1.3、AVRCP V1.6、HFP V1.8
対応コーデック：SBC、AAC
ドライバーサイズ：10mm径ダイナミックドライバー
周波数特性：20Hz～20kHz
再生時間：ANCオフ時 イヤホン本体約8時間／充電ケース併用約24時間、ANCオン時 イヤホン本体約5時間／充電ケース併用時約15時間
充電時間：約2時間 ※約15分で約3時間再生可能な急速充電に対応
充電ポート：USB Type-C
防水規格：IPX4（イヤホン本体のみ）
カラー：ブラック
質量：イヤホン本体各約5.5g、充電ケース約42.4g、ドングル約2.5g
付属品：充電用USB Type-Cケーブル、イヤーチップ×3サイズ
