LGエレクトロニクス・ジャパンから、21:9ウルトラワイドモニターの新製品2モデルが4月中旬より順次発売される。ラインナップは34インチ「34WQ650-W」（4月下旬発売）と29インチ「29WQ600-W」（4月中旬発売）。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格は34WQ650-Wが￥47,000前後、29WQ600-Wは￥36,000前後。
今回発表の2モデルは、アスペクト比21:9の横長画面にて、一般的な16:9に比べて約1.3倍も横長の画面――表示面積が広い――によって、効率的な作業や没入感あふれる映像体験、ゲーミングにおいて視界を広く確保できるなど、さまざまな利便性をもたらしてくれるという。
液晶パネルはIPS方式で、広い視野角(水平178度/垂直178度)も確保。色域sRGBを99%以上サポートし、DTPや写真・印刷、カラーマネージメント環境においても、忠実に色合いを再現するとしている。
一方、ゲームプレイ時には、1秒間に100フレーム表示の高リフレッシュレートにも対応する。
その他、専用ソフトウェア「OnScreen Control」の「Screen Split」機能を使えば、自動的にウィンドウを整列させることができ、効率的な作業も行なえるようになる。「フリッカーセーフ」「ブルーライト低減モード」も搭載する。
主な特長
・2560×1080の横長画面で広い表示面積を確保
・出力7W＋7Wのスピーカーを内蔵
・独自ソフトで快適な操作性
・100Hzの高リフレッシュレート
・ティアリングやスタッタリングを抑える｢AMD FreeSyncテクノロジー｣対応
・IPSパネル搭載
・DisplayHDR 400に対応（34WQ650-Wのみ）
・sRGBを99%サポート
・フリッカーセーフ／ブルーライト低減モード
・高さ調整､前後の角度調整に対応（34WQ650-Wのみ）
34WQ650-Wの主な仕様
液晶パネルサイズ：34インチ(アスペクト比 21:9)
有効表示領域：799×335mm
液晶方式：IPS
最大解像度：2560×1080
画素ピッチ：0.312×0.310mm
表示色/色域(標準値)：約1,677万色 / sRGB 99％
視野角(H/V)：178°/ 178°(CR≧10)
輝度(標準値)：400cd/m2
コントラスト比(標準値)：1,000:1
応答速度：5ms(GTG 応答速度Faster設定時)
入出力端子：HDMI入力×1､DisplayPort入力､USB Type-C､ヘッドホン出力(ステレオミニジャック) ※ USB Type-CはUSB PD及びデータ転送には非対応
スピーカー：7W＋7W(MaxxAudio)
OSD操作：OSDジョイスティック
チルト角度：前：-5ﾟ～後：15ﾟ
スイーベル角度：―
高さ調整：110mm
ピボット：―
壁掛け：100×100mm
電源入力：100-240V、50/60Hz
消費電力：35W(最大39W)
寸法(W×H×D)スタンドあり：817×458～568×260mm
質量：7.9kg
