ローランドから、温かいエコー・サウンドで人気を博したテープ式エコー「RE-201」の音色を精密に再現したBOSS(ボス)ブランドのエフェクター「RE-202」「RE-2」が、4月23日に発売される。価格はともにオープン。
![画像: 「RE-202」(左)と「RE-2」(右)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/03/25/7db1fd0e81b443505e0d06575bc9ef99c8981d74.jpg)
「RE-202」(左)と「RE-2」(右)
今回発表の2製品は、多くのミュージシャンに愛されたスペース・エコー「RE-201」(1974年発売)のサウンド効果を徹底的に解析し、再現したペダル・タイプのエフェクター。
![画像: 「RE-201」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/03/25/04703a343f940f1cbe9b0b739c49015e9a4cb969.jpg)
「RE-201」
そのRE-201は、3つの再生ヘッドを持つテープ式のエコーで、リズミカルで温かみのある独特のエコー・サウンドは、多くのミュージシャンやエンジニアから高い評価を得てきたという。今回の製品化へ向けて、オリジナルモデルを再解析することで、そのメカニズムが生み出すエコーの特長を突き止め、オリジナルの効果を限りなく再現しているという。
心地よく揺らいだエコー音はもちろんのこと、オリジナルに内蔵されていたスプリング・リバーブのサウンドや、つまみ操作による音色の変化など、原点の魅力を体感できるとしている。
また、WOW&FLUTTERつまみで音の揺らぎ具合の調節や、リピート・レート(エコー効果の間隔)を、オリジナルの2倍に拡張することも可能。足元操作でのテンポ入力に対応するなど、現代的な仕様へのアップデートも施されている。
RE-2については、RE-201のサウンドをシンプル・省スペースなボディに詰め込んでおり、ペダル・ボードへの組み込みに好適という。
RE-202は、磁気飽和とプリアンプの歪み具合の調節や、テープのコンディションによる音色の違いを選択できるなど、より緻密なサウンド・メイキングが可能。さらに、オリジナルには無い4つ目の再生ヘッドをシミュレートしたエコー効果のバリエーション、作り込んだセッティングを保存できるメモリー機能も搭載するなど、今様の仕様も備えている。
主な仕様
<RE-202>
寸法:192(幅)×133(奥行)×52(高さ)mm
質量:860g
https://www.boss.info/jp/products/re-202/
BOSS RE-202 Space Echo | The Next Generation of Space Echo
www.youtube.com<RE-2>
寸法:73(幅)×129(奥行)×59(高さ)mm
質量:450g
https://www.boss.info/jp/products/re-2/
BOSS RE-2 Space Echo | Authentic Space Echo in a Compact Pedal
www.youtube.com