「仮面ライダーオーズ」の10年ぶりの新作となる『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』の完成披露上映会が都内で行なわれ、メインキャストの渡部秀、三浦涼介、高田里穂、君嶋麻耶、岩永洋和らが登壇した。

 本作は、「仮面ライダーオーズ」のテレビ放送10周年を記念して、東映ビデオの新映像レーベル Vシネクストとして3月12日より劇場上映されるもの。テレビの最終回から10年後の2021年を舞台としており、古代オーズが800年の眠りから蘇り、混沌とした世界で展開する物語となっている。

 主役 火野映司を演じた渡部は、「奇跡の連続だった、10周年記念作品になりました。形になるまで2年近くかかっていますし、ラストについても、とても衝撃的なものになっています。僕は、それさえもこれがオーズなんだと受け止めています。気合を入れて、ファンの皆さんに本当の最後をお届けするという気持ちで撮影に臨んだ作品ですので、楽しんでいただければと思います」とコメント。

 一方、アンクを演じた三浦は、「(ラストを)受け入れるまでに、だいぶ時間がかかって……。その自分の想いをどう役に載せて、存在できるかということを日々年頭において、現場に入りました」と、当時の心境を吐露。とはいえ、撮影は楽しかったそうで、「毎日、朝起きるのが楽しみで。現場に行くのが楽しみで。朝からいっぱい元気をもらっていました」と、現場でのエピソードを話していた。

 比奈役の高田は、「私は、その結末を受け入れて、渡部さん三浦さんと一緒に、気持ちを載せてやるしかないと思って現場に臨みました。完成した作品を、ファンの皆さんがどんな顔で観て下さるんだろう? ずっとそれを考えていました。今ようやく、それを見ることができました」と、語っていた。ちなみに、放送終了から10年経ち、演じた比奈も(劇中で)成長しているそうで、「比奈の10年には、私が過ごした10年も投影されて、劇中の彼女になったのかなって、勝手に思って演じました」と語り、自身とのリンクを感じているようだった。

 最後に渡部から、「放送開始から12年経ちましたけど、ここまで素敵な作品に出会えたことが、僕にとって一生の財産です。その思いは一生変わりませんし、オーズが僕の原点なんだなって、改めて実感しました。彼らには、どんな未来が待っているのか? そんな期待も含めた終わり方ですけど、とにかく映司の旅は終わりを迎えました。またいつか皆さまに、仮面ライダーオーズという作品をお楽しみいただけるような未来が来ることを、僕も願っています」と、続編への思いも込めたコメントをもって、イベントは終了した。

『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』

3月12日(土)より、新宿バルト9 ほか全国40館で期間限定上映

キャスト
渡部秀、三浦涼介、高田里穂、君嶋麻耶、岩永洋和

原作:石ノ森章太郎
監督:田﨑竜太
脚本:毛利亘宏
配給:東映ビデオ
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