ファーウェイは、2022年の新製品4モデルを発表した。同社では現在、「シームレスAIライフ」というテーマを掲げ、ワールドワイドに5つのカテゴリーで製品を展開している。

 その5つとは「スポーツ&ヘルス」「スマートトラベル」「スマートオフィス」「エンターテイメント」「スマートホーム」というもので、日本ではこのうち「エンターテイメント」「スマートオフィス」等の製品導入が多いそうだ。

 今回発表された新製品は、「スマートオフィス」に関連したもので、ラインナップは以下の通り。全機種とも3月18日の発売予定だ。

●ノートPC:
MateBook 14 ¥144,800(税込、8Gバイトメモリー)、¥164,800(税込、16Gバイトメモリー)
MateBook D14 ¥129,800(税込)
●2 in 1ノートPC:
MateBook E ¥88,800(税込、Core i3/8Gバイトメモリー/SSD128Gバイト)、¥139,800(税込、Core i5/8Gバイトメモリー/SSD256Gバイト)
●ディスプレイ: MateView Standard Edition ¥79,800(税込)

画像: アスペクト比3:2の14インチディスプレイを搭載した「MateBook 14」

アスペクト比3:2の14インチディスプレイを搭載した「MateBook 14」

 ノートPCの「MateBook14」はWindows11対応モデルで、アスペクト比3:2の2K(水平2160×垂直1440画素)ディスプレイを搭載している。第11世代intel Core i5プロセッサーとiRIS Xeグラフィックスも搭載する。

 SSD容量は512Gバイトで、メモリーの容量違い(8G/16Gバイト)をラインナップする。なお16Gバイトモデルはタッチディスプレイを搭載しており、3本指のスワイプ操作でスクリーンショットも可能という。また両モデルとも、CPU負荷の大きい作業時に高いパフォーマンスを発揮するパフォーマンスモードも採用している。

 本体はメタルボディで重さは1.49kg、厚さも15.9mmと14インチモデルとしては薄型軽量を達成。正面右側面にはUSB Type-A端子×2を、左側面にはUSB Type-C、HDMI出力、3.5mmヘッドホン&マイクコネクターを装備している。また大型バッテリーを搭載し、約13.7時間の使用が可能とのことだ(JEITA2.0基準)。

画像: アスペクト比16:9のディスプレイを搭載した「MateBook D14」は、ヒンジを180度まで開いて使える

アスペクト比16:9のディスプレイを搭載した「MateBook D14」は、ヒンジを180度まで開いて使える

 同じくノートPCの「MateBook D14」もWindows11対応モデル。MateBook Dシリーズは従来15インチをラインナップしていたが、今回初めて14インチモデルが登場したことになる。

 アスペクト比16:9のフルHD(水平1920×垂直1080画素)ディスプレイを搭載、MateBook 14と同様に低ブルーライト、フリッカーフリータイプを採用している。

 メタルボディ採用で、MateBookシリーズとして初めてヒンジが180度まで開けるようになった。リモートワークでPCスタンドに本体を乗せて操作する際などには便利そうだ。重さ1.38kgで、厚さは15.9mm。

 CPUは第11世代intel Core i5プロセッサーで、iRIS Xeグラフィックスも搭載。SSD容量512Gバイト、メモリー8Gバイトという仕様だ。

画像: 有機ELディスプレイを搭載した「MateBook E」シリーズ

有機ELディスプレイを搭載した「MateBook E」シリーズ

 「MateBook E」は同社として初めて有機ELディスプレイを搭載したタブレットで、同社では2 in 1ノートPCと呼称している。重さは709g、厚さは7.9mm。画面サイズは12.6インチ、解像度は2560×1600ドットだ。

 CPUにCore i3とCore i5を搭載した2シリーズを準備する。メモリーはどちらも8GバイトだがSSDはi3搭載機が128Gバイト、i5搭載機は256Gバイトとなる。OSはWindows 11だが、Core i3搭載機は購入時はSモードに設定されている。この状態では一部使えない機能もあるので、必要に応じてユーザーがSモードを解除して欲しいとのことだ。

 本体には2基のカメラを内蔵し、インカメラは800万画素、アウトカメラは1300万画素での撮影が可能。AIを活用したノイズキャンセリング機能を備えたクァッドマイク搭載で、リモート会議等でも明瞭な映像とクリアーな声を届けてくれる。

 サウンド面では、高域と低域の周波数を分割して再生するスピーカーを合計4基内蔵(L/Rそれぞれ2基)。低域コントロールアルゴリズムと立体音響アルゴリズムを組み合わせて没入感のあるサウンドを再生する。同社ではこれを「HUAWEI SOUND」と呼んで訴求していくという。

 MateBook E用のオプションとして「HUAWEI Smart Magnetic Keybord」(¥13,200、税込)も準備され、Core i5搭載機にはこのキーボードが付属している。この他、既発売の「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」も組み合わせて使える。こちらは定価¥12,980(税込)。

画像: ワイヤレス機能を外し、お手頃価格を実現した「MateView Standard Edition」

ワイヤレス機能を外し、お手頃価格を実現した「MateView Standard Edition」

 最後の「MateView Standard Edition」は、既発売の「MateView」シリーズからワイヤレス機能を外し、価格を抑えたディスプレイだ。画面サイズは28.2インチで、アスペクト比3:2、4K(水平3840×垂直2560画素)の解像度を備えている。色域はDCI-P3の98%、10.7億色の再現が可能だ。

 パネル部は厚さ12.8mmで、スタンド一体型のデザインを採用。上下110mm、チルト角-5〜18度の範囲で調整が可能。スタンド部にはUSB Type-C、HDMI入力、ミニディスプレイポートの映像入力を装備している他、USB Type-C×2(1系統は電源入力専用)とUBS Type-A×2のコネクターも搭載する。

 ファーウェイではこれらのディスプレイをシームレスに連携する機能として「Super Device」を提唱していく。これは、スマホ、タブレット、PC、モニター、イヤホンを統合するサービスの総称で、Bluetooth対応デバイスを自動認識して画面上の簡単操作でペアリングができ、画面のミラーリングやファイル共有も可能になるという。

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