トップウイングサイバーサウンドグループは、イギリスiFiaudioの新製品として、4.4mmバランス伝送規格に対応したアッテネーターと変換アダプターを発売する。そのラインナップ、価格は以下の通りで、すべて12月中旬の発売予定。

●4.4mm対応アッテネーター:iEMatch4.4 ¥11,000(税込)
●2.5mm->4,4mm変換アダプター:2.5 to 4.4 Adapter ¥5,500(税込)
●3.5mm->4,4mm変換アダプター:3.5 to 4.4 Adapter ¥5,500(税込)

画像: iFi audio、4.4mmバランス伝送規格に対応したアッテネーター「iEMatch4.4」と、コネクター形状を自在に切り替える変換アダプターを発売
画像: 「iEMatch4.4」の出力側。スイッチの切り替えで2種類のゲイン感度調節が可能

「iEMatch4.4」の出力側。スイッチの切り替えで2種類のゲイン感度調節が可能

 「iEMatch4.4」は、ゲイン切り替え機能と高感度イヤフォンに対して適切な減衰を提供する、iFi Audio独自のiEMatch機能を搭載したアイテム。

 あらゆるイヤフォンとヘッドフォンで音質に問題なく同じ音量を提供することは、ヘッドフォンアンプにとって理想といえるだろう。しかし、超高感度なIEMと駆動が困難な平面型ヘッドフォン、音源の平均レベル、それぞれの好みの聴取レベルを考えると、ひじょうに難しい。

 iEMatch機能はこれを解決するための技術として、同社micro iDSDで初めて搭載され、その後単体製品化されている。そんなiEMatchシリーズの最新製品がiEMatch4.4で、現行製品「iEMatch+」の特徴はそのままに、4.4mmバランス規格に対応している。その主な特徴は下記の通り。

●2通りのゲイン感度調節:Ultra(-24dB)及びHigh(-12dB)
●金メッキ4.4mmプラグ/ジャック
●プラグ/ジャック部のシェルにはiFi“FINAL”アルミ-マグネシウム合金(A6063)を採用
●ケーブル導体には銀メッキ6N銅線、構造には独自のシールド効果を持つヘリックス構造デザインを採用し、伝送経路におけるインピーダンスを最小化
●内部アッテネーター回路は、オーディオファイルグレードの部品を使用した金メッキPCBにより構成

画像: 右が2.5mmプラグ用の「2.5 to 4.4 Adapter」で、右が3.5mmプラグ用の「3.5 to 4.4 Adapter」

右が2.5mmプラグ用の「2.5 to 4.4 Adapter」で、右が3.5mmプラグ用の「3.5 to 4.4 Adapter」

 iEMatch4.4では、4.4mmコネクターを搭載しているが、これを含めヘッドホン/イヤホンでは様々なコネクターの規格が使われている。気に入っているケーブルがあったとしても、コネクター形状が違うために使えないといったケースもあり得るわけだ。そこでiFi audioでは、2.5mmバランス、3.5mmシングルエンドプラグをお使いの方でも4.4mmバランス出力ヘッドフォンアンプを気軽に使えるよう、2種の4.4mm変換アダプターを発売する。

 2.5mmプラグ用の2.5 to 4.4 Adapterと、3.5mmプラグ用の3.5 to 4.4 Adapterは、プラグ/ジャックの接点に金メッキを採用し、音質的影響を極力排除している。また、ポータブル使用に便利なL字デザインも採用されている。

 3.5 to 4.4 Adapterは、3.5mm3極プラグの接続を想定して設計されている。コールド側がオープンになっており、iFi製品を始めとした純粋なフルバランス設計のアンプであればヘッドフォンアンプの4.4mmバランス出力を、3.5mmシングルエンドプラグで楽しむことも可能だ。

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