PIXELA(ピクセラ)から、PCやスマホ向けチューナー「Xit」(サイト)シリーズの新製品が発表された。しかも今回の新製品は、テレビ番組のクラウド保存という注目の技術を搭載しているのもポイントだ。

Xit AirBox(XIT-AIR120CW) ¥18,800(税込、12月3日発売、予約受付中)

画像: Xit AirBox(XIT-AIR120CW)

Xit AirBox(XIT-AIR120CW)

 ピクセラグループは「暮らしの変化とともにカタチを変えながら、ユニークな発想と技術で一歩先の未来を切りひらく」ことをテーマとして掲げ、独自の視点を持った製品やサービスを送りだしている。

 同社 代表取締役 副社長の藤岡毅氏によると、Xit AirBoxシリーズは、業界初の新技術を搭載したモデルをリニューアルした製品で、これからの基礎になる製品、ホームAV事業を支えるアイテムと考えているそうだ。

 機能面では、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載し、それらの番組をクラウド上のサーバーに保存できる(裏番組録画も可能)。自宅の無線LANルーターなどのインターネット環境に追加し、アンテナ線をつなぐだけで、無線LANがつながる場所ならどこでもテレビ番組が視聴できる。

画像: Xit AirBox(XIT-AIR120CW)のリアパネル

Xit AirBox(XIT-AIR120CW)のリアパネル

 また先述の通りクラウド録画に対応しているので、外付けHDDをつながなくても番組を保存しておける。これまでクラウド録画は、著作権やコストの問題で実現できていなかったが、今回同社では
フレックステック株式会社のサポートで実現、最大1Tバイトまで録画データを残せるようになっている。

 もちろんUSB HDDをつないでもよく、その場合はハードディスクレコーダーとしても使用可能だ。8TバイトのUSB HDDも認識するので、その場合は760時間(10.5Gバイト/hで計算)の番組録画もできることになる。

 また、無線LANや4G/LTE、5Gなどのネットワーク環境があれば、受信可能なあらゆるチャンネルの好きな番組を、好きな時間に視聴したり、録画予約などの操作も可能という。

 対応機種は、Windows、Mac、Android、iPhone/iPad、Fireタブレット、popIn Aladdin(ポップイン アラジン)と様々な種類が準備されている。

画像: 外部モニター等にもつながるHDMI端子を備えた、Xit Base(XIT-BAS1000T-MK)

外部モニター等にもつながるHDMI端子を備えた、Xit Base(XIT-BAS1000T-MK)

 もうひとつのXit Base(XIT-BAS1000T-MK)は、同じくクラウド録画(容量1Tバイト)が可能な次世代型テレビチューナーだ。Xit AirBox(XIT-AIR120CW)と同様の機能に加え、本体にHDMI出力を搭載。これをテレビ等につなぐことで地デジ/BS/110度CSデジタル放送対応レコーダーとしても使えるわけだ。

 内蔵チューナーは3基で、このうち2基を使って2番組の同時録画も可能。外付けUSB HDDをつないでの録画も可能で、8TバイトHDDなら標準画質(約5Mbps)で最大約3600時間のコンテンツを保存できる。

 なおXit Baseはクラウドファンディングモデルで、本日からMakuakeで応援購入を開始している。気になる方はこちらもチェックを!

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