サイラスから、Oriolusブランドの新作ポータブルオーディオプレーヤー「DPS-L2」が、7月16日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥242,000前後。世界限定999台の生産となる(シリアルナンバー入り)。

画像1: Oriolus、懐かしデザインを纏った最新仕様のデジタルオーディオプレーヤー「DPS-L2」を世界限定999台発売

 DPS-L2は見て分かるように、往年のポータブルカセットプレーヤーを彷彿とさせるレトロデザインをまとった、最新仕様のデジタルオーディオプレーヤー(DAP)となる。型番頭の「D」を「T」にすれば、そのまんまだ。カセットの再生には対応しないが、カセットドアを装備するなど、開発者のこだわりが詰め込まれた逸品。カセットドア内部には2.4インチの液晶画面があり、動作状況の表示だけでなく、カセットが動いているようなグラフィックが表示されるといった遊び心も盛り込まれている。

 さらに、本体側面(カセットを入れる向きで上面)には、なんと物理ボタンも装備されていて、電源、再生、停止、早送り(楽曲送り)、早戻し(楽曲戻し)、ボリュームなどの機能が、実際にボタンに割り当てられている。再生ボタンは再生中は押し込まれた状態でロックされ、停止ボタンを押すとリリース(戻る)されるという、往年のカセットプレーヤーの動作を再現した仕様となっている。

画像2: Oriolus、懐かしデザインを纏った最新仕様のデジタルオーディオプレーヤー「DPS-L2」を世界限定999台発売

 さて、プレーヤーとしては、送信規格はBluetooth 4.0、コーデックはaptXをサポート、DACはESSの「ES89038PRO」を搭載、対応サンプリングレートはPCM 384kHz/32bit、DSD256までとなるということだ。USB DAC機能にも対応し、最大192kHz/24bit、DSD128のデコードが可能(PC接続の場合、ドライバーが必要)。

 ヘッドホンアンプは、独立した電源回路設計が行なわれ、4.4mmのバランス出力と、3.5mmのアンバランス出力が可能。3.5mmプラグはベースモデル(?)の思想を受け継ぎ、2系統装備しており、友達や恋人と同時に音楽を聴取できる、という仕様だ。3.5mmプラグの横にある「HOTLINE」ボタンを押すと、これもベースモデル(?)と同じく、周囲の音が聞ける(音楽再生から切り替わる)ようになる。

画像3: Oriolus、懐かしデザインを纏った最新仕様のデジタルオーディオプレーヤー「DPS-L2」を世界限定999台発売

 その他、Micro SDカードスロット搭載(512GBまで対応)、Hiby Link機能対応、連続再生時間は約10時間(充電時間5時間、充電端子はUSB C)といったフィーチャーを備える。

DPS-L2の主な仕様
DAC:ES9038PRO
周波数特性:17Hz~20kHz
全高調波歪率+ノイズ:0.0015%
S/N:117dB(3.5mm)、119dB(4.4mm)
プラグ:3.5mmステレオミニ×2、4.4mmバランス×1
内蔵バッテリー:リチウムポリマーバッテリー、5000mAh
再生時間:約10時間(3.5mm使用時)
充電時間:約5時間(DC 5V 2A)
充電端子:USB-Type-C
寸法:119.5×79.5×24.5mm
質量:305g

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