アストロデザインは、HDMIケーブルの伝送特性(通過特性)をチェックし、特性評価を容易に行うことができるケーブルテスター「CT-1860」を発売する。8月の発売で、価格は¥2,200,000(税込)。

 CT-1860は、LCDディスプレイを備えたテスター本体の「CT-1860」と、HDMIチェッカーの「CT-1860-HDMI」のふたつで構成される。CT-1860-HDMIをCT-1860に実装することで、本体のフロント画面や専用ソフトウェア上に周波数特性を表示し、詳細な特性評価が可能。CT-1860-HDMIは単体でも簡易チェッカーとして動作する。HDMIケーブルの開発現場や生産ラインにおいて活用できる製品となっている。

 昨年の麻倉怜士さんの連載「いいもの研究所」でスープラのHDMIケーブルが8K伝送できるかをアストロデザインさんにお邪魔して検証してもらったことがある。今回のCT-1860を使えば同様のチェックをより簡単に行えるわけで、本機の登場によってHDMIケーブルの信頼度がより高くなることが期待できそうだ。

 CT-1860の主な特長は以下の通り。

●各TMDSラインの伝送特性評価
●出力振幅の変更が可能
●100MHz〜15GHzの広帯域測定(HDMI2.1 FRL 48Gbpsが測定可能)
●指定周波数を4か所マーカー表示し、測定値を容易に確認
●コントロール信号(DDC/HPD/CEC等)の結線チェック、電圧測定
●+5V出力ライン消費電流値の測定
●PCアプリケーションでの操作
●周波数特性のグラフィカル表示
●測定結果のCSV/BMPファイル保存
●CT-1860-HDMI単体での合否判定
●キャリブレーションキット(オプション)

画像: 【8K撮影】オーケストラの舞台に潜入したら、新しい配信の形に驚いた!!! www.youtube.com

【8K撮影】オーケストラの舞台に潜入したら、新しい配信の形に驚いた!!!

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