IC-CONNECTから、ikkoAudioの有線イヤホンの新製品「Gems OH1S」が、6月30日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥23,000前後。

画像1: ikkoAudio、広帯域で厚みのあるサウンドが楽しめるハイブリッドタイプの有線イヤホン「Gems OH1S」を6月30日に発売

 Gems OH1Sは、イヤーモニター風の外観で、ワンランク上のサウンドと装着感を目指したイヤホン。バランスド・アーマチュア(BA)とダイナミック型の2種類のドライバーを内蔵したハイブリットタイプとしているのが特徴だ。

 ハウジングには、アルミ合金(航空グレード)と樹脂という異種素材を組み合わせており、これは内部の音響空間を理想的な状態にするためといい、そのために高精度な三次元音響デザインを行なったそうで、同社ではこれを「SVAS」(Separating Vector Acoustics System)と命名している。

 樹脂は余計な振動を吸収する効果があるそうで、中低域の再現に適した素材になるそうで、ダイナミック型ドライバーが奏でるサウンドのよさをより引き出すように作用するという。

 一方、アルミ合金は高域をほどよく反響させるそうで、BAドライバーと組み合わせることで、煌めき感のある高域の再現に大きく寄与しているということだ。

 さて、搭載ドライバーは、まずダイナミック型については、同社ハイエンドモデル「OH7」にも採用した、ナノカーボン薄膜を蒸着させた振動板仕様であり、スピード感や瞬発力に富んだサウンドを奏でるとする。BA型についてはダイナミック型と同じく、「OH1」「OH10」搭載のKnowles製「33518」を採用。それらと先述のSVASを組み合わせることで、バランスの取れた細かいニュアンスまで再現するサウンドを可能にしているという。

 なお、ケーブルの脱着にも対応し、コネクターはMMCX、プラグは3.5mmステレオミニとなる。ケーブルについては、「CTU-01」をベースにOH1Sに合わせた開発(チューニング)を行なったそう。一芯あたり0.127mmの素線を7本使用することで、解像感を高めているという。

画像2: ikkoAudio、広帯域で厚みのあるサウンドが楽しめるハイブリッドタイプの有線イヤホン「Gems OH1S」を6月30日に発売

Gems OH1Sの主な仕様
ドライバー:Knowles「33518」バランスド・アーマチュア + 高密度ナノカーボン薄膜 10㎜ダイナミックドライバ―
感度:109dB/mW
インピーダンス:32Ω
再生周波数帯域:20Hz~40kHz
ケーブル:着脱式ケーブル(銀メッキ単結晶銅)
コネクター:MMCX
プラグ:3.5㎜ステレオミニ
カラーリング:Star blue、Midnight purple

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