finalは、同社が展開しているag(エージー)ブランドから、完全ワイヤレスイヤホンの新エントリーモデル「COTSUBU(こつぶ)」を発売する。価格は¥6,480(税込)で、7月中〜下旬の登場予定だ。
COTSUBUは、2019年12月の発売以降ロングヒットを続けている「TWS03R」を、軽量・コンパクト化、基本性能から使い心地までグレードアップした後継機。
その主な特長は以下の通り。
●7つのカラーバリエーション
CREAM(クリーム)とBLACK(ブラック)に加え、SAKURA(サクラ)、SNOW(スノー)、SKY(スカイ)、STONE(ストーン)、BROWNIE(ブラウニー)の5色を追加。皮脂や指紋などの汚れが付きにくいオリジナル表面加工「粉雪塗装」の加工方法を見直し、従来モデルに比べて、本体表面に細かな凹凸感を感じられる質感を実現している。本体や充電ケースは丸みのあるフォルムを採用。
●片側3.5gのシリーズ最小最軽量
イヤホン本体は片側約3.5gの軽量・コンパクトタイプ。耳介(じかい=耳穴の周囲のポケット部分)にすっぽりと収まる本体形状を採用し、どんな耳にもぴったりフィット。さらに、装着感そのものを最小にすることで最高の装着感を実現する、finalの定番イヤーピース「TYPE E完全ワイヤレス専用仕様」を3サイズ同梱し、快適な着け心地を実現している。
●final監修の高音質仕様
完全ワイヤレスイヤホンの多くは、ソフトウエア上のイコライザーに頼って音質調整がなされており、特に高音域で聴き疲れする音が発生しやすい原因となっている。さらにそうした現象を回避するために低音が過度に強調されているなど、バランスの取れていない製品が多いのが現状だという。
COTSUBUでは、ソフトウエア・イコライザー無しでも満足できる音質になるようにユニットの音響特性を追求した上で、Bluetoothに起因する高音域の気になる部分のみわずかにイコライザーで補正するという方法を採っている。その結果、迫力のある低音とクリアーなヴォーカルを両立し、リラックスした自然な音質を実現した。
●オートペアリング機能
充電ケースは薄型でコンパクトのため、片手で簡単に開閉可能。さらに充電ケースの蓋を開けるだけでペアリングが開始する「オートペアリング機能」を搭載。耳に装着したらすぐに音楽を聴くことができる。充電ケースに本体を収納して蓋を閉めると自動で電源がOFFになるため、電源の切り忘れもない。
●片耳モードを搭載
片方のイヤホンをケースに戻すと、音楽が途切れることなく自動的に「片耳モード」に切り替わる(音楽再生時)。その際はステレオ再生からモノーラル再生に切り替わるので、違和感はない。
●クァンタムQCC3040搭載
SBCやAACに加え、aptXにも対応。さらに、イヤホン側で親機と子機の切り替えを自動で行ない、安定した接続性能を発揮する独立伝送技術「Qualcomm TrueWireless Mirroring」に対応。従来の、「Qualcomm TrueWireless Stereo Plus(TWS Plus)」と比べて、iPhoneを含むより幅広い機器に対応している。
●IPX4の生活防水対応
生活防水IPX4対応。雨の日やスポーツ時にもストレス無く使用可能。
●高性能MEMSマイク搭載
本体には高性能MEMSマイクを、さらにQualcomm cVcノイズキャンセリング機能も搭載されているので、周囲のノイズを除去し、通話相手にクリアーな音声を伝送可能。テレワーク時の長時間会議でもしっかりと相手の声を聞き取ることができる。
新製品のCOTSUBUは、5月25日(火)より全国の販売店及びオンラインストア「final DIRECT SHOP」にて予約開始、7月中〜下旬に発売される。なお直営店の「final STORE」は、緊急事態宣言延長を受けて現在臨時休業中とのこと。営業再開次第、予約受付・販売を開始する予定だ。
「COTSUBU」の主なスペック
●通信方式:Bluetooth5.2
●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz
●対応コーデック:SBC、AAC、aptX
●連続音楽再生時間:最大5時間(充電ケース込み最大20時間)
●バッテリー容量:イヤホン片耳30mAh/ケース200mAh
※付属品:充電ケース、イヤーピースSS/S/Mサイズ、USBタイプC充電用ケーブル