ティアックは、発売が延期されていたReference700シリーズのステレオパワーアンプ「AP-701」について、5月29日から販売すると発表した。価格は¥327,800(税込)でブラックとシルバーをラインナップしている。

 AP-701は、左右独立の大容量トロイダルコアトランスとディスクリートバッファーアンプ、そして2基のNcoreモジュールにより、入力から出力まで完全なデュアルモノーラル構成を実現。さらに各チャンネルの入力段はフルバランス設計となっており、入力信号のダイナミズムをそのままに増幅し、スピーカー本来の性能を引き出す。

 振動をコントロールする柔構造の筐体は3mm厚の重量板金を基礎とし、サスペンション機能を備えたジョイントを併用することで、全体の振動周期をコントロールし、開放的で瑞々しい音場を再現するという。

画像: ティアック、「AP-701」を5月29日より販売開始。一部パーツの入手の問題により発売が延期されていた、Reference700シリーズのステレオパワーアンプ

 AP-701の主な特長は以下の通り。

●専用チューニングを施したHypex社製Ncoreパワーモジュールを2基搭載
●全段においてデュアルモノーラル設計を採用
●入力ステージはフルバランス設計でクリーンな信号増幅を実現
●大容量トロイダルコア電源トランスをL/R独立で2基装備
●入力段にディスクリートバッファーアンプ採用
●設置が容易な3点支持ピンポイントフット採用
●音楽の脈動を伝える2連指針式レベルメーター4段階ディマー付、感度2段階切替式
●静寂性を追求したファンレス設計

「AP-701」の主なスペック

●定格出力:230W×2(4Ω、1kHz、THD 1%)、125W×2(8Ω、1kHz、THD 1%)
●全高調波歪率:0.003%(8Ω、1kHz、55W、JEITA)
●S/N:110dB(8Ω、1kHz、IHF-A)
●接続端子:バランス入力1系統(XLR)、アンバランス入力1系統(RCA)、他●消費電力:210W(待機時0.4W)
●寸法/質量:W444×H111.3×D348.2mm(突起部含む)/9.9kg

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