リアルアシストは、中国のイヤホンメーカーSee audio、およびReechoの取り扱いを開始し、その第一弾ラインナップとして、ユニバーサルIEM「anou」、「insects awaken」を2月27日に発売する。価格は下記の通り。
新規取り扱い製品
See audio 「anou」 ¥24,990(税込)
Reecho 「insects awaken」 ¥34,100(税込)
see audio(シーオーディオ)は、2019年創業の若い会社で、カスタムIEMの製作で実績を作り上げ、昨年からはユニバーサルIEMにも着手。今回、そのユニバーサルモデルを初めて日本へ展開することになった。
その第一弾となるanou(アノウ)は、兄弟モデル「Yume」(夢)と同じハウジングを用いながら、Yumeのハイブリッドドライバー(2BA+1DD)の構成を、3BA仕様に変更し、日本オリジナルの仕様として投入することになったそうだ。
彼らは日本のアニメが好きだそうで、ブランドキャラクターにはオリジナルの「Rinko」を採用しており、日本へ導入する製品パッケージにも、そのキャラクターが大きく、日本を代表(イメージ?)する富士山と一緒に描かれている。
なお、ハウジングのフェイスプレート部分(外面)には、モザイクのような加工が施されており、光を受けるとさまざまな色味が楽しめるようになっている。リケーブルも可能で、コネクターはカスタム2ピンとなる。
anouの主な仕様
搭載ユニット:バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー×3
周波数特性:20Hz~20kHz
インピーダンス:32Ω
感度:109±1dB
プラグ:3.5mmステレオミニ
コネクター:0.78mm2Pin
一方のinsects awaken(インセクツ アウェイケン)は、こちらも2018年創業という若いReecho(リエコー)のユニバーサルIEM。ダイナミックドライバー搭載モデルで頭角を現し、現在ではワイヤレスモデルへの展開も行なっているそうだ。
今回、日本に導入されるinsects awakenは、同ブランドが展開してきた春シリーズの第2弾という位置づけとなり、insects awakenとは中国語で「啓蟄」を表す単語だとか。
搭載ドライバーはすべてKnow製のBA型で、TwinBAとBA×2を組み合わせた仕様になる。ハウジングはUVレジンを使用して3Dプリンターで成型。ハンドペイントのフェイスプレートを施している。
こちらもリケーブルに対応し、コネクターはカスタム2ピン。ケーブルは、銀コートの4芯線になるそうだ。
insects awakenの主な仕様
搭載トライバー:TWIN-BA+2BA
周波数特性:15Hz~40kHz
インピーダンス:13Ω
感度:110dB
プラグ:3.5mmステレオミニ
ケーブル:4coreシルバー・プレイテッドケーブル
コネクター:0.78mm2Pin