ヒノエンタープライズから、国内の真空管アンプブランドLebenのプリメインアンプ「CS-600X」が発売される。価格は¥780,000(税別)。

 Lebenは、90年代に兵庫県で誕生した国産の真空管アンプブランド。以降、国内だけでなく、海外への販売も積極的に手掛けており、近年では45もの国に製品を出荷するなど、全世界で人気を集めている名門ブランドとなっている。

 しかし、ここ数年は都合により日本国内では製品販売を見合わせていたが、満を持して今年、国内での販売を復活! まずは、世界的に人気のCS-600Xの登場となった。

 CS-600Xは「CS-600」をリファインした製品で、回路の見直しから、将来的なメンテナンス性を考えて、前段の真空管に「12AU7」を採用するなど、音質向上と性能の安定化を実現しているのが特徴となる。

CS-600Xの主な特徴
1 オーソドックスな多極管のプッシュプル動作にて、安定性を重視し、必要充分なパワーを確保した回路構成

2 プリアンプIN端子を使うことで、プリ部を通さないパワーアンプとして使用可能

3 標準で付属する出力管EL34/6CA7以外に、6L6系、KT88系など、様々な真空管の差し替えが内部スイッチの切り替えで可能

4 夜間の小音量再生等に役立つバスブースト機能やミュート機能、モードセレクター機能を搭載

5 入力は5系統+TAPE-INの6系統。スピーカーへの出力はスイッチにて4、6、8、16Ωに対応

6 フロントパネルのスイッチによりヘッドホンアンプモードに簡単切り替え可能
 
CS-600Xの主な仕様
使用真空管:6CA7/EL34(標準装備)×4本、12AU7×2本、12BH7×2本、6CM3×1本
出力:28W(6CA7系)、32W(6L6系)
入力感度:900mV/20W
周波数特性:10Hz~100kHz(-0.1dB)
消費電力:195W
寸法:450×360×142mm
質量:23㎏

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