「数寄と出会い、風景が重なる舞台」をコンセプトとした、お茶・映画・旅の3つの要素が集約した宿泊施設、泊まれるシアター「TheaterZzz(シアターズィー)」を運営する蒼樹株式会社は、5月17日(状況によっては延期あり)に、国内のインディーズ映画監督や動画クリエイターの応援を目的とした”泊まれる映画祭”「江戸シネマフェスティバル」を開催する。国内の映像作家や映画監督から公募で上映する作品を募り、一般のお客さんも参加できる形で夜通し映画を語りあうことが可能なイベントとなる。
今年、韓国映画『パラサイト』が純粋な外国映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞。アジア映画の先陣を切った本作は、日本でも大きな話題を巻き起こした。それに対して現在の日本映画を取り巻く状況は、シネコンの増加に伴なってスクリーン数は増加傾向にあるものの、いわゆるインディペンデント系の映画や国内の若い才能にスポットライトが当たる機会は多いとは言えない。
こうした状況で、これからの日本映画を担うクリエイターの一助となるべく“泊まれる映画祭”を企画した。大規模場な会場や従来型の映画祭と比べると、賞の規模や収容人数も大きくはないが、敷居は上げ過ぎず、応募者も観覧する側もカジュアルに楽しめる映画祭となればと思っているそうだ。
作品については、「新進気鋭のアマチュア映画製作者」「世界進出を目指す若手映画監督」「映画を制作したものの、上映する場所や機会がなかなか見つからない方」「自身の映画を定期上映したい方」「コアな映画好きからライトな映画ファンまで、幅広くご自身の作品を観て貰いたい方」「仲間内だけでなく、ご自身の作品に関する客観的な意見をお求めの方」からの応募を募集している。
“泊まれる映画祭”の概要
●開催日程・時間:2020年5月17日(日) ※タイムスケジュールは随時公開予定
●開催場所:泊まれるシアター Theater Zzz 東京都墨田区石原1丁目18-7 1F
●応募条件:オリジナル作品であること、著作権に関する支障がないこと、上映時間10分以上150分以内
●応募締め切り:2020年4月30日(木) 18:00
●問い合せメール:theater.zzz88@gmail.com