ノースフラットジャパンではFX-AUDIOの新製品として、ACアダプターで駆動する、シングルエンド純A級真空管プリメインアンプ「TUBE-P01J」を発売、3月20日から同社のウェブサイトで予約の受付を開始している。

 TUBE-P01Jは、プリアンプ段に6J1真空管、パワーアンプ段に6P1真空管を採用し、DC電源入力(ACアダプター)での動作を可能とした、シングルエンド純A級動作の真空管プリメインアンプだ。

 標準真空管(マッチング非選別)が付属する「ベースモデル」と、プリ管(6J1)・パワー管(6P1)共にそれぞれ500本の真空管より選別してマッチングをとった真空管ペアの中から、更にアンプ各個体に合わせて計測し、実測値を基準に組み換えを行ない、左右の出力差を1.5dB以内にまで追い込んだ「チューニングモデル」の2タイプが準備されている。

 ベースモデルは販売日未定で予価¥18,800、チューニングモデルは定価¥31,800で、初回販売数30台を3月中の出荷予定。以降は予約注文分より順次出荷していく。

画像: リアパネルには、フォノ入力とライン入力を各1系統備える。電源コネクターはDCジャックが外径5.5mm、内径2.1mmのセンタープラスという仕様

リアパネルには、フォノ入力とライン入力を各1系統備える。電源コネクターはDCジャックが外径5.5mm、内径2.1mmのセンタープラスという仕様

 両モデルの主な特徴は以下の通りだ。

●シンプルでもっとも真空管らしさが出る構成ゆえに、誤魔化しがきかないシングルエンド純A級回路を採用。
●真空管の動作用電源を交流100Vからではなく、ACアダプターの直流からトランスを介して電源を生成する新発想の電源回路を採用。クリーンな電源に対する強いこだわりと、アンプ製品の開発によって培った技術によりリップルノイズを抑制し、正確で力強い低音から伸びやかで透き通った高音を生み出す。
●状態が安定するまで動作を待つ「オートディレイスタート」、内部回路の電流異常を検知し電力供給を制限する「オーバーカレントプロテクション」、出力オープンでもかんたんに損傷しないよう計算された設計により、取り扱いの難易度を大幅に軽減。
●MM型カートリッジ対応フォノイコライザーを内蔵。アナログレコードプレーヤーを直接接続可能。
●スピーカー出力信号をヘッドフォン用に調整し、ヘッドフォン出力とする方式を採用する事で、ヘッドフォンでも純A級のダイナミックな音質をそのまま楽しめる。

「TUBE-P01J」の主なスペック

●定格出力:2.5W×2
●対応スピーカー:4Ω~8Ω
●出力特性:20Hz~20kHz(THD:0.3%、SNR:90dB)
●採用真空管:プリアンプ部6J1×2、パワーアンプ部6P1×2
●接続端子:PHONO入力1系統(MM)、ライン入力1系統、ヘッドフォン出力1系統(6.3mm
ステレオジャック、16Ω~300Ω)
●電源:DC12V/電源容量3.5A以上※ACアダプター別売
●寸法/質量:W184×H80(真空管含めた最大105mm)×D158mm/1.7kg

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