ワイズテックから、NOBUNAGA Labsの新製品として、CIEM2pinコネクターとプラグ部にシルバーメッキを施したSシリーズが発売された。今回はプラグ形状の違いで、以下の3モデルがラインナップされている。

WALKUER-S(NLP-WAL-S) 3.5mm3極ステレオミニプラグ
MEDUSA-S(NLP-MED-S) 2.5mm4極ストレート型プラグ
HERCULES-S(NLP-HCL-S) 3.5mm3極ステレオミニプラグ
※イヤホン/ヘッドホン側コネクターはすべてCIEM2pinコネクターを採用。ケーブル長1.2m

 線材には、OFC銀メッキ線を採用。1芯あたりに高純度無酸素銅を23本使用することで伝送ロスを抑え、ケーブル本来の能力を発揮させている。また、8芯構成により定位感と情報量を向上。さらに、銀メッキ加工を施こすことで、低域の音圧を維持しながら、音の輪郭や高域の明るさを明瞭に表現している。

画像: HERCULES-Sの3.5mm3極ステレオミニプラグ。右はイヤホン/ヘッドホン側のCIEM2pinコネクターで、こちらは3モデル共通

HERCULES-Sの3.5mm3極ステレオミニプラグ。右はイヤホン/ヘッドホン側のCIEM2pinコネクターで、こちらは3モデル共通

 メデューサSとヘラクレスSはバランス接続に対応。バランス接続は、プレーヤーのLRそれぞれ独立したアンプを使用することで、クロストークが極限まで抑制され、より正確な定位感と空間表現を可能にする。8芯編み込み構成は、バランス接続の効果を最大限に発揮できるよう設計されているそうだ。

 プラグには、電気伝導性が優れている銀メッキ処理を施こした日本製プラグを採用、伝送ロスを極限まで抑えることで、音の立ち上がりが飛躍的に向上し、正確な音の情報をダイレクトに伝えてくれる。さらに、メッキ層を3層構造にすることで、密着性が向上してメッキ剥がれにくくなっている(表面に特殊加工を施して酸化侵食などのトラブルを長期にわたって防止)。

 イヤホン/ヘッドホン側のコネクターには、接触抵抗を抑え、高い電気伝導性を発揮する銀メッキカスタムCIEM2pinコネクターを採用。プラグ側同様に伝送ロスを抑えることで正確な音の情報をダイレクトに伝えるとしている。

画像: 左はMEDUSA-Sの2.5mm4極ストレート型プラグで、右はWALKUER-Sの3.5mm3極ステレオミニプラグ

左はMEDUSA-Sの2.5mm4極ストレート型プラグで、右はWALKUER-Sの3.5mm3極ステレオミニプラグ

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