今週末の7月12日に公開されるディズニー/ピクサーによる『トイ・ストーリー4』のスペシャルイベントが去る6月27日に行われた。
『トイ・ストーリー』シリーズは1995年に一作目が公開されてから、24年にわたって愛されている。ストーリーは言わずもがなだが、おもちゃの目線から見た持ち主との関係、そしておもちゃ同士の絆を描いている作品だ。
今回のスペシャルイベントでは、監督のジョシュ・クーリー氏、プロデューサーのマーク・ニールセン氏、日本語吹き替え版に出演している唐沢寿明さん、所ジョージさん、竜星涼さん、日本語版主題歌を歌うダイヤモンド☆ユカイさんがステージに上っていた。
オープニングで監督のジョシュ・クーリー氏は、最新作について感想を聞かれ、「『トイ・ストーリー』『トイ・ストーリー2』『トイ・ストーリー3』は素晴らしい映画で、ウッディとアンディのストーリーは『トイ・ストーリー3』で終わりだと思っていたけれど、ウッディにはまだまだ語ることがあったので制作を決めた」と話していた。
またプロデューサーのマーク・ニールセン氏は「バズとウッディは私達にとって大事なキャラクターで、24年間一緒に過ごしてきた仲間です。また皆さんにその物語を届けることができて嬉しい」と語っていた。
その後、日本語吹き替え声優陣のトークが行なわれたが、そこで印象的だったのは、全員の言葉の中に同じようなワードが並んだことだった。
唐沢寿明さんは「三世代で楽しめる映画だ」といい、所ジョージさんも「大人も子供も楽しめる映画に仕上がっている」とコメント。
そして新キャラクターのフォーキーを演じた竜星涼さんは「僕自身は『トイ・ストーリー』が公開されたときにはまだ2歳だったこともあり『トイ・ストーリー』シリーズとともに成長してきました」と語っていた。
子供の頃一作目を見ていたファンが大人になってから見ても面白く、今の子供が見ても面白い映画だと言うことがコメントを聞いているだけでもよくわかる。何よりも老若男女問わずここまで長く愛されているシリーズもそう多くないだろう。
今回の作品は主人公のウッディが新しいキャラクターの「フォーキー」と出会うところから始まる。その後の物語では過去の作品に登場した仲間たちはもちろん、久しぶりの登場となる「ボー・ピープ」も登場する。新キャラクターも交えて、気持ちを新しくまたあの世界を楽しめると思うと、今週末が待ち遠しくなる作品だ。
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