明日花キララ主演のアクションヒロインシリーズ『アイアンガール』の最終章となる『アイアンガールFINAL WARS』が、2月16日より池袋シネマ・ロサにて公開となる。2012年の初作から足掛け7年。彼女が演じてきた「アイアンガール」がついに完結する。公開に先駆けて、主役・早乙女クリスを演じた明日花キララにインタビューした。

画像1: 明日花キララ/主演シリーズの最終作「アイアンガールFINAL WARS」が2/16に待望の公開。「役と一緒に成長できた、自分にとって一番思い入れのある作品になりました」

――出演おめでとうございます。いよいよ完結です。
 ありがとうございます。けど、今回ファイナルを演じてみて、まだ完結したくない! というのが、個人的な想いですね(笑)。

――第一作から足掛け7年ですね。
 ああそうか、もう7年も経つんですね。はじめのころのクリスは、感情を持たないただの「生き物」だったんですけど、自分探しの旅を続ける途中で、第2作では少し感情が芽生えて、今回の最終作では、感情がもうむき出しになりますから、だいぶ成長しましたね。そんなアイアンガールとともに自分も成長してきているなって、実感しています。本当に「アイアンガール」シリーズは、自分にとって一番って言えるほど思い入れのある作品なので、今回もたくさんの方に見ていただきたいです。

――冒頭部分から、クリスには貫禄がありました!
 ホントですか! うれしいです。

画像2: 明日花キララ/主演シリーズの最終作「アイアンガールFINAL WARS」が2/16に待望の公開。「役と一緒に成長できた、自分にとって一番思い入れのある作品になりました」

――本作のクリスは感情も表に出しますし、なによりその誕生の秘密が明らかになります。
 そうなんですよ。とにかく台本を読み込んだし、監督とも何回も相談したし、時間軸とか登場人物たちの関係を細かく図示して、頭の中を整理して……。

――クリスの秘密を知った時の感想は?
 まさか●●●●だったなんて! ってびっくりしましたよ。でも、その生い立ちを知って、ちょっとうらやましくなりました。

――本作のクリスは感情を前面に出していますが、役作りはいかがでしたか?
 特にこれだ、という役作りはしていないんですけど、私自身がより感情を表現できるようになったのが、演技にも活かされているのかな、という感覚ですね。監督には「芝居がうまくなったな」ってほめていただけたので、うれしかったです。役と一緒に自分も成長できたのかなって感じています。

――加えて、今回もアクションが満載です。
 今回、クリス最強のライバル(敵)として、赤井沙希さんが出演されていますけど、彼女は本物のプロレスラーですからね(笑)。もう、あんなに綺麗な顔をして、迫力満点なんですよ。立っているだけで圧倒されちゃいましたけど、楽屋ではとても優しくて! いろいろと教えてくださって、すごくいい方でした。

――今回のアクションシーンでは、剣を使うなど、かなり本格的でした。
 一所懸命頑張りました。現場ではもう、アドレナリン出まくりでした! おかげで、撮影が終わって初めてあちこちにあざが出来ているのに気付いたぐらいで。とにかく、生傷の絶えない現場でした。

――冒頭に見せるかかと落としも決まっていました。
 ほんとですか! うれしいです。撮影前にジムに通って特訓したんです。その成果が出ているのかもしれません。

画像3: 明日花キララ/主演シリーズの最終作「アイアンガールFINAL WARS」が2/16に待望の公開。「役と一緒に成長できた、自分にとって一番思い入れのある作品になりました」

――今回、共演された天木じゅんさんはいかがでしたか?
 彼女はほんとうに甘え上手で(笑)。現場では「キララちゃん、キララちゃん」って甘えてくるんですよ。妹みたいな感じで、現場では、仲良く、楽しく過ごせましたね。お芝居の面では、役に対しての熱意がとても強くて、ものすごく作り込んでから現場に臨んでいたんです。本人も、「この役が一番思い入れがあった」って話していましたから。

画像4: 明日花キララ/主演シリーズの最終作「アイアンガールFINAL WARS」が2/16に待望の公開。「役と一緒に成長できた、自分にとって一番思い入れのある作品になりました」

――そんな彼女にも秘密があって。
 そうなんですよね。最後は注目ですね。

――そこで流れてくる、明日花さんが歌われている主題歌も効果的でした。
 ありがとうございます。今回、最終作だったので、軽い気持ちで「主題歌やってみたいな」って監督にお話ししたら、「いいよ、10日で2曲作ってきて」っていうかなりなムチャブリをされてしまって(笑)。とにかく頑張りました。

――歌を吹き込んだ時の思い出は?
 すべての撮影が終了してからのレコーディングだったんですけど、歌いながら、過酷な撮影とか、クリスへの想いとか、いろいろなことが思い出されてきて……。歌詞には、アイアンガールのことだけでなく、明日花キララとしての人生も盛り込まれているので、そうした部分にも注目しながら聞いてほしいですね。

――シリーズの最終作というだけでなく、明日花さんの集大成でもあるのですね。
 はい! 0号試写の時には、クライマックスで、私が出ているだけでなく、私の声(歌)まで流れてくるので、映画の邪魔をしていないかなって心配になりましたけど、横を見たら天木さんが嗚咽していたので、大丈夫かなって、安心できました。

――ちなみに、本作で一番記憶に残っているシーンは?
 格闘シーンはどれも記憶に残っていますけど、一番と言えば、私(クリス)の過去が明らかになるところですね。そこは、自分でも気合を入れて臨んだので、注目してほしいです。

――本作でシリーズが完結しました。今後挑戦してみたいこと(役・仕事など)はありますか?
 そうですね。ずっと鋼鉄(アイアン)を演じてきたので、次はかわいい役をしてみたいです(笑)。仕事面では、昨年初めてファッションショーのランウェイを経験できたので、ファッション関連のお仕事など、幅広く活動していけたらいいなと思います。

画像5: 明日花キララ/主演シリーズの最終作「アイアンガールFINAL WARS」が2/16に待望の公開。「役と一緒に成長できた、自分にとって一番思い入れのある作品になりました」

映画「アイアンガールFINAL WARS」
2月16日より池袋シネマ・ロサにて1週間限定公開(連日20:45~)
<キャスト>
明日花キララ、赤井沙希、青柳尊哉、天木じゅん、龍坐、けーすけ、亜紗美、仁科貴、ハヤテ、平塚千瑛、春日純一ほか
<スタッフ>
監督:藤原健一
脚本:村川康敏
主題歌:明日花キララ「Hikari」
制作プロダクション:ユニオン映画
配給・宣伝:渋谷プロダクション
(C)「IRON GIRL FW」製作員会

衣装提供:La Couture TOYO KITCHEN STYLE

公式サイト
https://twitter.com/movie_irongirl
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明日花キララ https://twitter.com/asukakiraran?lang=ja

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