audiolabから、大出力モノーラルパワーアンプ「8300MB」(¥400,000、ペア、税別)とステレオパワーアンプ「8300XP」(¥200,000、税別)が発売される。どちらも11月の登場予定だ。

画像: モノーラルパワーアンプの8300MB

モノーラルパワーアンプの8300MB

 8300MBは、250Wの出力と200というダンプングファクターを誇る、強力なモノーラルパワーアンプだ。内部に出力端子へブリッジ接続されたふたつのパワーステージを備えており、この完全な並行伝送によってノイズと歪みを極限まで排除している。これにより、音楽信号を正確に増幅・伝送できるという。

 内部はスピーカー端子にブリッジ結合されたふたつのパワーアンプとして配置されており、各電力増幅段は平均入力端子の1つからも供給される。8300MBはスピーカー出力に至るまで完全に平衡型のアンプとして動作している。

画像: 英国audiolabから、大出力パワーアンプが2モデル発売。ステレオ仕様とモノーラル仕様をラインナップする

8300MBの主なスペック

●定格出力:250W(8Ω)、350W(4Ω)
●入力端子:XLRバランス、RCAアンバランス
●ゲイン:29dB
●入力感度:1500mV
●入力インピーダンス:44kΩ(バランス)、22kΩ(アンバランス)
●周波数特性:20Hz〜20kHz
●全高調波歪率(THD):0.003%
●S/N:110dB
●ダンピングファクター:200
●寸法/質量:W216×H150×D362mm/9.5 kg

画像: ステレオパワーンプの8300XP

ステレオパワーンプの8300XP

 もうひとつの「8300XP」は、140W×2(8Ω)の出力を備えたステレオパワーアンプとなる。高電力駆動能力を備えることで、明瞭でバランスのとれた増幅を供給してくれる。

 また内部回路部品を細かく形成するために、OCC(Ohno Continuousu Cast)銅の最上位の部品のみを、電源および信号配線に採用しているそうだ。その結果、歪みが最小限に抑えられ、音質も向上している。

 入力はXLRバランスとRCAアンバランスがL/R各1系統。出力端子はバイワイアリングにも対応する。また8300XPはブリッジモードを備えており、モノーラルパワーアンプとしても使用可能だ。その際の出力は1chあたり480W(8Ω)となる。

画像: 8300MBの主なスペック

8300XPの主なスペック

●定格出力:140W(8Ω)、230W(4Ω)、480W(8Ω、ブリッジモード)※すべて1%THD、1kHz時
●入力端子:XLRバランス×1、RCAアンバランス×1
●ゲイン:29dB、36dB(プリッジ)
●入力感度:1100mV
●入力インピーダンス:15kΩ(バランス)、10kΩ(アンバランス)
●周波数特性:20Hz-80kHz -3dB、20Hz-30kHz ±1dB
●全高調波歪み(THD):0.004%
●S/N:140W/113dB
●ダンピングファクター:160
●寸法/質量:W444W×H149×D367mm/16.0kg

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