福岡を拠点に活動しているガールズグループ九州女子翼が17日、AKIBAカルチャーズ劇場で定期公演「第九片in東京」を開催。恒例の三幕構成で、バラエティ溢れるステージを構築、劇場に集まった多くのファンに夢を届けてくれた。
今回の東京遠征は、先月のTIF出場&定期公演(第八片)以来であり、15日(土)より、リリイベや対バンを精力的にこなし、その締めくくりとなるのがこの定期公演だ。先に書いてしまえば、約1ヵ月ぶりに見る彼女たちのパフォーマンスは、また一歩先へと、一段上へと進化・成長していることを実感できるものとなっていた。
さて、第一幕は福岡でも披露した「エチュード」だ。お題は二つあり、一つは九州女子翼のオーディションに来た鈴川、もう一つは他のメンバーになり切って、緊張高まるTIF2018スカイステージ直前の模様を再現(?)する、というものだ。一つめでは実玖が、二つめでは詩絵里が気を吐いたが、MVPを獲得したのは鈴川。天の声から景品を受け取り、笑顔を爆発させていた(そういえば、前回もそうだったような気が……)。
第二幕はカバーコーナー。詳細は省くが、新谷香苗の男装は前回も含めかなり様になっており、バックダンサー(?)の鈴川、実玖の顔をまじまじと見つめる(品定めする?)シーンには、ゾクゾクとくるような興奮を味わった(鈴川の黒衣装もセクシー!)。詩絵里は、山本愛理をサポートに、歌唱+過去の自分の貴重な写真(カルチャーズの大きな画面で見たかった)を披露してくれた。愛理は恒例のあのグループの楽曲をカバー。かわいらしい衣装にダイナミックないぇあダンスで大きな飛翔を見せた。最後は、5人揃って定期公演定番の「ぎゅっと手をつないで」で終幕だ。
さて、いよいよ第三幕は九州女子翼のステージだ。曲目は「TAKE WING」「絶対零度」「Maybe Darling」「私だけのArmor」「fair wind」、そしてアンコールでもう一度「TAKE WING」を披露して30分のワンマンを完遂。TIFのスカイステージを超える、前回のカルチャーズワンマンを超える、圧倒的なパフォーマンスを見せつけてくれた。
山本、新谷がカメラに突進してくるのは相変わらずで、鈴川はトレードマークの真ん丸フェイスがシュッと凛々しくなり、それと呼応するかのようにパフォーマンスもアップ(加入してちょうど半年とか)。詩絵里はダンスがさらにダイナミックになり、実玖はついに顔芸(失礼)を超え、妖艶な表情を見せてくれるようになった(今回の東京遠征が10代ラスト公演)。
うれしい発表もあった。次回地元福岡での定期公演(第十片、9/30)で新曲が初披露されること(タイトル:赤の流れ)、次回東京での定期公演(@AKIBAカルチャーズ劇場)の日程が10/29(月)に決まったこと、がメンバーの口から告げられた。
九州女子翼の主なイベント
・9/22(土) リリイベ @ヴィレッジヴァンガード名古屋中央店
・9/23(日) 秋フェス2018 @大阪
・9/30(日) 実玖 20th Anniversary! @ぽんプラザホール
・9/30(日) 定期公演第十片 @ぽんプラザホール
・10/6(土) リリイベ @東京都内
・10/7(日) リリイベ @東京都内
・10/27(日) 筑田浩志トリビュートライブ in Tokyo
・10/29(月) 定期公演in東京 @AKIBAカルチャーズ劇場
九州女子翼 https://twitter.com/ITR_KGW?lang=ja
実玖 https://twitter.com/itr_miku?lang=ja
新谷香苗 https://twitter.com/itr_kanae
山本愛理 https://twitter.com/itr_airi
詩絵里 https://twitter.com/itr_shieri
鈴川瑠菜 https://twitter.com/itr_luna