ユニバーサルフィットタイプの「Anole V3-S」も同時発売
中国のカスタムIEMメーカーqdcから、IEMの新製品「Anole V3」と「Anole V3-S」が7月27日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格はAnole V3が¥82,639前後(耳型採取費用別)、Anole V3-Sは¥78,556前後となる。
Anole V3はカスタムIEMモデル、Anole V3-Sはカスタムユニバーサルフィットモデルというのが違い。Anole V3-Sについては、購入時にシェルカラーやアートワークなどを選択することができる。以下、共通の特徴について紹介していきたい。
Anole V3は、バランスド・アーマチュア型(BA)ドライバーを3基搭載したモデル。それぞれ、低域、中域、高域を受け持ち、再生周波数帯域は10Hz~20kHzをカバーする。特徴は、筐体に装備されたスイッチによって、4種類の音色を選択できることとなる。
音色は二つのスイッチの組み合わせで切替えることができ、内容は、1「オリジナルチューニング」、2「中高域よりのサウンド」、3「低域をブーストさせたサウンド」、4「ボーカルラインを強調したサウンド」という特徴付けがなされている。
結果、1台で4役のイヤホンを手に入れることができる、とメーカーでは謳っている。
その他の主なスペックとしては、感度105-108dB SPL/mW、インピーダンス27-33Ω。リケーブルにも対応する(両端のプラグはqdcオリジナルのカスタム2ピン&3.5mmステレオミニ)。