九州は福岡を拠点に活躍するガールズグループ・九州女子翼(きゅうしゅうじょしよく)が7月2日(月)、AKIBAカルチャーズ劇場で初の定期公演「九州女子翼定期公演第六片 in TOKYO」を行なった。これは彼女たちが地元福岡で行なっている月一の定期公演を東京で再現したもの(本家第六片は、6月23日に福岡で開催済)。
内容は、1部「ファッションショー」、2部「ソロカバー曲」、3部「九州女子翼ライブ」という通常のアイドルライブの枠にとどまらない構成で、かつてはドリル魂を、近年では長崎で大型フェスを成功させたITRが手掛けるエンタメ性も充分なステージ。九州女子翼の標ぼうする熱く・激しいダンスだけでなく、メンバーそれぞれの個性も楽しめる楽しい催しとなっていた。
1部ではまず、女子翼衣装で登場したメンバーは各々が得意なポージングを披露したかと思えば、舞台演出顔負けの早着替えでファッションショーを展開し、カルチャーズ劇場の花道(?)を自信たっぷりに闊歩。赤く(白く)ないメンバーファションが楽しめるのも、またオツなもの。
続く2部はソロの「カバーコーナー」だ。今年2月の東京遠征でも部分的に見られた(聞けた)が、メンバー5人のソロを楽しめるのは、東京では初めて。ここでは曲名は伏せるが、香苗の歌った「しんたにって言うな」と叫ぶところはかなり強烈。一年ぐらいは脳裏に焼き付きそうな感じだ。
一方、愛理は中学4年生らしく、ザ・アイドルという衣装と曲で飛び跳ねる。先月23日のI’S9復活ライブ(早く記事書きます)でも、超絶的なパフォーマンスを発揮していたが、自身が大好きなアイドルグループが立ったのと同じステージでのそれは、超超超絶的なもの。実玖は、もうすぐ二十歳を迎えることもあり、衣装も表情もグッと大人になった印象。
3部はいよいよ九州女子翼でのライブだ。1部、2部とは一転、真っ赤な衣装に身を包み、攻撃的なダンスパフォーマンスがAKIBAの地に炸裂。グループのテーマ曲でもある「TAKE WING」から勢いも全開で、「私だけのArmor」、「Maybe Darling」を歌いきり、目下の最新曲「絶対零度」をクールに極め、「fair wind」で終幕だ。
しかし、会場に集まったファンの熱気は冷めず、巻き起こった大きなアンコールに応え再び登場したメンバーは今日2度目の「fair wind」をさらにテンションを上げて披露し、東京での初定期を完遂。
瑠菜「不安も大きかったんですけど、幸せな景色を見せていただきました」
詩絵里「『fair wind』のDメロは、今回の遠征一番の盛り上がりでうれしかったです」
愛理「素敵な劇場でライブができてうれしいです」
香苗「一緒に楽しい時間を過ごせて幸せです」
実玖「東京で定期公演ができてうれしいです。これからもっともっと東京での公演を重ねていきます。応援お願いします」
九州女子翼の東京での次回定期公演は、7月30日(月)に決まった。会場は今回と同じAKIBAカルチャーズ劇場だ(19時~)。次回は、地元でも展開しているのぼりが立つという。期待したい。
●主な予定
7/7 九州女子翼定期公演第七片
7/8 Kyushu Girls Wing mini vol.3
7/8 IsTaR LIVE vol.6
7/15 CHOSHU CALLING vol.2
7/21-22 SEKIGAHARA IDOL WARS 2018
7/30 九州女子翼定期公演第七片 in TOKYO
8/4-5 TIF2018
10/2 デビューアルバム「TAKE WING」発売
■関連リンク
九州女子翼 https://twitter.com/ITR_KGW?lang=ja
実玖 https://twitter.com/itr_miku?lang=ja
新谷香苗 https://twitter.com/itr_kanae
山本愛理 https://twitter.com/itr_airi
詩絵里 https://twitter.com/itr_shieri
鈴川瑠菜 https://twitter.com/itr_luna