MOOSIC LAB2017で観客賞を受賞した映画『少女邂逅』が6月30日より、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー公開されるのを記念して現在、各地でコラボイベントが開催(予定)されている。

 東京新宿にあるBEAMSでは「あの子とわたし記憶の糸口」と題した写真展が行なわれており(6/28~7/16)、公開前日の6月29日には、枝優花監督とW主演のモトーラ世理奈&保紫萌香らが登壇してのトークショーが開かれた。

 少女邂逅Tシャツ姿で登場した3人は、枝監督曰く、「撮影現場そのまんまの雰囲気」でトークショーを展開。二人とも放送事故になりそうな、長考モード(無口になってしまう)を交えながらも、なんとか現場での思い出、公開への想い、海外コンペ出席の感想、公開に合わせて撮影したスピンオフムービーの撮影裏話などなどを、笑いを交えながら披露。ほぼ同年齢ながら、母親モード全開で二人に話をつなぐ枝監督の、当時の苦労が偲ばれる(笑)イベントとなっていた。

 明日からの公開へ向けて3人は、「やっと公開を迎えることができました。万人受けする作品ではないかもしれませんが、死にそうになりながらも一所懸命作りましたので、たくさんの人に見てもらって、楽しんでほしいです」)(保紫)、「撮影をしているときには、こんなに素敵なイベントができるとは思っていませんでした。たくさんの方にお越しいただけてうれしいです。明日から上映という実感はまだあまりないんですけど、とにかく感無量です」(モトーラ世理奈)、「監督になりたいと思いながらも、なりかたが分からなくてもがいてきた中で、なんとか自分の気持ちを一つの形にすることができました。それが、学生のころから好きだった劇場で公開できて、いまとても幸せです。この作品を見た方に、生きててよかったと思ってもらえたらうれしいです」(枝監督)、とそれぞれ語っていた。

 なお、写真展は、前半後半で展示内容が変わり、前半(現在)は、撮影時のメイキングフォトや監督の台本など見られるようになっている。監督の想いでは「雨のシーンで、散水車を借りるお金がなくて、つてをたよりに消防車に放水してもらったこと」だとか。水圧がすごすぎて「一瞬でびしょびしょになった」、「水だらけになった」そう。

 後半は、香港での映画祭の模様を撮り下ろしたフォトで構成するという。そのほか、コラボグッズとして帽子、ハンカチ、トートバック、Tシャツなども販売されている。会期は7月16日まで(@BEAMS・新宿)。

映画『少女邂逅』
6月30日より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
<キャスト>
保紫萌香、モトーラ世理奈
土山茜、秋葉美希、近藤笑菜、斎木ひかる、里内伽奈 ほか
<スタッフ>
監督・脚本・編集:枝優花
音楽:水本夏絵
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
(C)2017「少女邂逅」製作委員会

●舞台挨拶(@新宿武蔵野館)
6/30 1回目:13:30~
6/30 2回目:14:15~

アナザーストーリー『放課後ソーダ日和』
第1話「特別な時間のはじまり」
https://youtu.be/t1UaPA17xLA

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