画像1: WHY@DOLL/人気ロック/シティポップ・バンド、Awesome City Clubメンバーatagiによる書き下ろしのニューシングル「Sweet Vinegar」を6/26にリリース。夏に向けて“ほわどる”は更に加速する!

 なんて甘酸っぱいサウンドなのだ。

 ヴォーカル・ダンスの双方で限りない上昇を続ける二人組、WHY@DOLLが通算11枚目のシングル「Sweet Vinegar」を6月26日にリリースする。今回は大型フェス(FUJI ROCK FESTIVAL、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL等)出演、iTunesロックチャート1位獲得、映画『レオン』のエンディング・テーマ担当など目覚ましい活動を続ける人気バンド“Awesome City Club”のatagiとモリシーが曲作りを担当。親しみやすいメロディ、洗練された音作り、柔らかな歌声が一体となってリスナーの心を解きほぐす。「私たちは楽曲に成長させてもらってきた」と語るWHY@DOLLのふたりに話を聞いた。

――「Sweet Vinegar」はオリエンタルというか、アジア風のメロディが印象的です。
青木千春(以下青木) 私も初めて聴いたときにアジアンぽいなと思いました。いままでの私たちになかったタイプの曲です。Awesomeさんが他の方に楽曲を提供するのは初めてだとうかがいました。すごく光栄ですね。
浦谷はるな(以下、浦谷) 私は以前からAwesomeさんのファンで、いつかWHY@DOLLに書いていただけたらとは心の中で思っていたんです。でもそれを自分の口から言うことはできなかった、恐れ多くて(笑)。曲を提供していただけるという話をスタッフさんから聞いたときはすごく嬉しかったですね。
青木 打ち合わせの時は趣味の話などもして、どういう世界観の歌詞でいくかを話し合いました。
浦谷 私は「ちょっと背伸びをした都会の女をテーマにした曲を歌いたいです」と言ったのかな。ちょっと大人っぽい曲を作っていただきました。今まで作曲家の方とこんなにガッチリお話ししたことはあまりなくて、音楽性のことだけじゃなくて誕生日のこととかも聞かれて。「(浦谷の誕生日である)4月1日ってどっちの学年になるの?」とか、それも曲作りの上ですごく重要だったみたいです。
青木 atagiさんは私たちの定期公演(隔週火曜日、渋谷Gladにて開催)も見に来てくださいました。
浦谷 定期公演の後に、「(作曲の)イメージがわいてきました」とおっしゃっていましたね。

――Awesome City Clubとの出会いによって、WHY@DOLLのまた新たな一面が発揮されたと思います。
浦谷 私たちは楽曲に成長させてもらっているユニットなんです。今回も新しいものが生まれたと実感しますね。

――ライヴでは、マイクスタンドを使った振り付けも印象的です。あれをあんなふうに動かす(←ぜひ実演をごらんください)のは重くて大変だろうと思うのですが。
浦谷 けっこう重いですね。私たちの使っているタイプは三本脚じゃないタイプで、下に円盤みたいな丸いおもりがついているんです。
青木 でも丸脚のほうが三本脚より踊りやすいんですよ。最初の頃は失敗してマイクにスタンドのぶつかる音が入ったこともありますが、今はコツを覚えました。
浦谷 イベントの時も全部、このマイクスタンドを持っていくんです。
青木 組み立てるスタッフさんが大変なんですよ。
浦谷 「Dreamin' Night」(セカンドフルアルバム『WHY@DOLL』収録曲)のときにWHY@DOLL用に買っていただきました。
青木 今後、もっとマイクスタンド曲を増やしたいですね。

――マイクスタンドを持って向かい合う振り付けも斬新でした。
浦谷 今回、振り付けをしてくれた先生が大事にしていることは、立体的なパフォーマンスを作ることなんです。前の方のお客さんだけではなくて、あえて横を向いたりとか、後ろを見たりして踊ることで、もっと後ろや横のお客さんにアピールするように。
青木 大きいステージで、より映えるように作ってもらっています。
浦谷 ありがたい話です。狭いステージだと逆に表現しきれない曲が多いんです。私たちも早く大きな会場で踊れるようにならないと。
青木 大きな会場で、360度のステージを作って踊ってみたいですね。


――そしてカップリング曲の「Don't Ask Me Why」ではWHY@DOLLのおふたりみずから、初めて振り付けを考案しています。
青木 「Sweet Vinegar」ではあまり踊っていないので、この曲では「わかりやすい振り付けで、踊るパートを多くしたい」と思いました。まずサビの“I’m going my way”のところから動きを考えて。
浦谷 ネオアコ+EDMみたいな曲調で、はっきりリズムが入っているので、そのリズムをしっかりとりながら、それにあわせて大きな振りを入れたり、ふたりが踊りやすい動きや角度とかを模索しながら。そうするとどんどん欲が出て、「ここはもうちょっとこうしたいとか」「もっと考えよう」と締め切りのギリギリまで考えました。
青木 初披露の前日まで考えていましたね。
浦谷 2回スタジオに入って、そのあと家でも練習したんですけど、そこでまた「こうしたほうがいんじゃないか」って新しい振りをつけて。ギリギリまで考えました。「Sweet Vinegar」の振りをつけてくださった先生にもアドバイスをいただいて。

――歌詞もおふたりで手がけていますね。
浦谷 作曲家の吉田哲人さんからテーマをいただいたんです。“マドンナの「マテリアル・ガール」のような、「愛情はお金や物で示してほしい」というわがままな女の子が恋人と別れたんだけど、未練はなく、割とさっぱりしてるという失恋ソング”みたいな詩を書いてくれと言われて。
青木 難しいですよ。日本語字幕がついている映画で、女性の雰囲気の強そうなものを探して、歌詞のキャラクターづくりをしました。はーちゃん(浦谷)が振られる側、私が振る側の歌詞を書いたんです。それを吉田さんに提出して、今回は振られる側の歌詞が合っているということで、今回ほとんどはーちゃんの歌詞です。
浦谷 8割ぐらい私ですね。英語のパートも考えました。

――セリフが挿入されているのにもびっくりしました。
浦谷 吉田さんから「セリフを入れたい、間奏の部分の半分ぐらいの尺でいいから」と言われて。セリフを考えるのは一番後回しにして、悩んで。
青木 歌詞が全部完成したなって後に、とりあえずで書いたセリフが採用されたんです。いったん出してダメだったら訂正しようと思っていたのがそのまま使われました。この曲を歌っている時は強気な感じの女性になった気分ですね。

――歌詞の主人公を演じる気持ちで歌っている?
浦谷 そうですね。素の私たちじゃ、こういう失恋ソングは歌えないと思うんで演じています。

――女優になりたいとか、音楽以外の道にも進みたいと考えたことは?
浦谷 私はもともとモデル志望でした。今もチャンスをいただけるのであれば何でも取り組んでみたいと思っています。ありがたいことにCHEERZのイベントで1位になれて、ファッション雑誌「mer」のグラビアに載ることができました。
青木 私はミュージカルに関心があります。いつかお芝居の中で、歌とダンスを表現してみたいですね。

――WHY@DOLL(作詞・歌唱)、吉田哲人(作曲)というコンビも、すっかり定着した印象を受けます。幅広い時代のいろんな音楽をご存知の吉田さんと創作することは、おふたりの音楽に対する視点を拡げたのではないかとも思うのですが。
青木 吉田さんは洋楽のいろんな曲を教えてくれます。少しずつですけど、洋楽アーティストさんの名前を覚えるようになりました。そこが吉田さんと出会って変わったところですね。
浦谷 でも打ち合わせの時は、音楽のこと以上にスイーツの話をしてます(笑)。
青木 「お勧めのスイーツがあるから、今度持ってくるね。楽しみにしててね」と言って、次の時に持ってきてくださったりとか。
浦谷 女子力がすごく高いんです。

――あの優しい音作りの秘訣はスイーツと女子力だったという……。では最後に再びニューシングルについて、そしてまたやってくる夏に向けての意気込みをお願いします。
青木 「Sweet Vinegar」もカップリングの「Don't Ask Me Why」も失恋ソングなんですけど、どっちも歌詞の世界観が違うんです。そしてWHY@DOLLにとって、どちらも新しい表現ができる曲になりました。いま恋をしているひとも、していないひとも、きっと共感できる曲になっているんじゃないかと思います。「Sweet Vinegar」は、聴けば聴くほど癖になる曲だと思いますので、たくさん聴いていただけると嬉しいです。全国でリリースイベントも行ないますし(文末参照)、8月3日と5日にはTOKYO IDOL FESTIVALにも出ます。いろんなところに行く夏にしたいと思いますので、WHY@DOLLを待っていてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。
浦谷 Awesome City Clubさんに素敵な曲を提供していただいて、私たちもすごく成長できました。この曲をきっかけにWHY@DOLLを知ってくれる人もすごく増えるような気がするんです。WHY@DOLLという存在をより多くの方に知ってもらえる、そんなCDになればいいなと思います。リリース週が終わってもたくさんのひとに届くよう、がんばってライヴやイベントを行なっていきたい。とにかくこの夏は、見に来てくれる人を増やしたい。一度でもライヴに足を運んでくれる人が増えてくれることを願います。いままでWHY@DOLLを見たことがなかった方も振り向くような、納得させるようなステージをして、さらに上のステップに行きたいです。アイドルの中堅的な存在といえばWHY@DOLL、そう言ってもらえるような存在になりたいですね。

 最新ライヴDVD『WHY@DOLLワンマンライブツアー2018 WINTER FINAL~Show Me Your Smile~』(3月24日に東京・白金高輪 SELENE b2で行なわれた昼夜公演のすべて+インタビューを収録。収録時間は4時間超)もライヴ会場で発売中。この夏、WHY@DOLLの勢いはさらに加速する。

CD「Sweet Vinegar」
6月26日リリース
TPRC-0203(T-Palette Records、タワーレコード)
1000円+税

リリースイベント
6/25(月) 19:00~ @タワーレコード新宿
6/26(火) 19:00~ @新宿マルイメン屋上
6/27(水) 19:00~ @新星堂サンシャインアルタ店
6/29(金) 19:00~ @とらのあな秋葉原店
6/30(土) 13:00~/15:30~ @ららぽーと柏の葉
7/1(日) 13:00~ @タワーレコード渋谷B1F
7/1(日) 20:30~ @タワーレコード新宿

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